お久しぶりです、なかの人です。
本日はcali≠gariのニュー・シングル『#_2 今、CDは何故売れないのか? 編』『#_2 今、再結成ブームを考える 編』のフライング・ゲット日ですが、皆さまご購入はもうお済みでしょうか?
フライング・ゲットされた方はおわかりでしょうが、『#_2 今、再結成ブームを考える 編』のほうの討論会には、 LA’ROYQUE DE ZAVYのドラマー、スコーピオンの毒無し(二代目)さんも参加されております。
LA’ROYQUE DE ZAVYと言えば、長らく活動休止だったところを
先日さいたまスーパーアリーナで開催された〈V-ROCK FES.〉にて復活し、
なぜこのタイミングからドラムスが〈二代目〉となっているのか、
その事情も含む復活までの軌跡を描いたPVという名のパフォーマンス・ヴィデオと
“盲目であるが故のTHE 統一感”の当てぶりのみ、という斬新なステージを繰り広げ、
同じ密室系であるcali≠gariにバトンを引き継ぐと、
颯爽とその場をあとにしていった……という謎めいた集団ですが、
このたび、お会いする機会があったcali≠gariの桜井青さんと石井秀仁さんに、
LA’ROYQUE DE ZAVYについてのお話を伺ってみました。
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――LA’ROYQUE DE ZAVYの公式Twitterでは〈バンギャたちを失笑の渦に巻き込んでやった〉みたいなことがつぶやかれてましたけど、私がいたスタンド席では失笑すらなかったんですよね。〈ポカーン〉と固まってしまっている感じで。メンバーがステージに現れたときは、思わず私もTwitterで〈ヒドイ(笑)〉ってつぶやきそうになったんですけど(笑)、つぶやこうと思ったらcali≠gariさんが出てきたので。
桜井「そこは、つぶやいてくれればよかったのに。〈ヒドイ!!〉って(笑)。たぶん、失笑できるのはcali≠gariを知ってる人たちだけなんですよ。知らない人たちにとっては、〈何が行われてるの? これ〉みたいなね(笑)」
――まあ最初の10分と、そのあとの20分との落差が激しかったですよね。どこかでライヴ・レポートを読んだんですが、〈LA’ROYQUE DE ZAVYのエロティックなパフォーマンスが〉って……でも、エロティックなところは……。
桜井「ZAVYじゃないし、みたいな(笑)」
マネージャー「そういうことばっかりしてちゃいけないですよね~?」
桜井「そういうことしかウチ、できないじゃないですか」
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コーラを飲み干した石井秀仁さん
ちなみに、その〈V-ROCK FES.〉ではLA’ROYQUE DE ZAVYの新しいEP『盲目であるが故のTHE 統一感 2011』も販売され、そのなかでは新曲“蝶の舞”も披露されたわけですが……。
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――ZAVYさんの新曲、爆笑しました。
石井「ああそうですか」
――クレジットはLA’ROYQUE DE ZAVY名義になってましたけど、全員で作ったんですかね?
石井「いやいや、あの曲っていうのは全部、基本的にはドラムの人が10代の頃にやってたバンドの曲なんですよ」
――新曲はもう、テクニカルな要素というか……が、盛りすぎで……。
石井「あの新曲は、それこそドラムの人が当時やってたバンドの代表曲ですから」
マネージャー「群馬のYOSHIKIと呼ばれてた時代の」
――それを4人で……アレンジもせずに?
石井「あれ全部打ち込みですからね。ドラムの人が勝手に打ち込んできたのを自分で歌って、それをトラックダウンしただけなんで。誰も何も関わってない(笑)」
――なんだか、あまりにもてんこ盛りな内容で。終わりそうで延々と終わらないですし……。
石井「まったく、その通りですよね。なんであんなもん6分も聴かせられなきゃいけねえんだよ、って(笑)」
――cali≠gariさんの場合、最近、長尺な曲はないですもんね。
石井「もう、そんなのは超どうでもいいですけどね。いまここで話すべき内容でもないですよね(笑)」
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そうたしなめられてしまったところで(?)、本編であるcali≠gariのインタヴューへと続きます。
今回は、青さん編と石井さん編の2本立てでございますよ。お楽しみに。