(C)IMX & Star Empire
この夏に発表した“Watch Out!!”が日韓でスマッシュ・ヒットを記録した韓国出身の9人組ボーイズ・グループ、ZE:A。彼らが11月11日にZEPP TOKYO、12日にZEPP OSAKAで、〈2011 ZE:A SUPER LIVE ～reminiscences 『思い出』～〉を開催しました。全4公演行われたなかから、今回は11日の15:00からの回をレポート!
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2011年の活動を総括するというテーマのもと、さまざまな試みが行われた今回のステージ。オープニングからミンウくんのクールなソロ・パフォーマンスでオーディエンスの熱を上げると、そのままダンス・チューン“Heart for 2”へ突入。その後、“Again”“All Day Long（ハルジョンイル）”と続き、ジュンヨンくんが読み上げたファンへの感謝の気持ちが胸を打つ“ラヴ☆レター”で感動的なムードに。今年はアルバム『Lovability』や前述の“Watch Out!!”、“Heart for 2”などの発表があり、楽曲の幅が広がった1年だっただけに、ライヴの序盤からさまざまなテイストのナンバーが披露されました。
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中盤ではミュージカル形式のパートが登場。「いくら練習してもダメなんだ……」と悩みを抱えるドンジュンくんに「新しい振り付け考えてみたんだけど……」とコミカルなダンスで和ませ、「どんなときもお前が自信を持ってやれば、それでいいんだよ」と声をかけるケビンくん、「できない～……」といいながらテホンくんとヒチョルくんと共に練習中のラップを披露するミンウくん、舞台「オオカミの誘惑」への出演が決定し、そのプレッシャーから神経が過敏になっていたヒョンシクくんの緊張を解こうとするシワンくん……。より彼らの日常に近い設定ではありますが、劇中のやりとりはすべて日本語。ヴァラエティーに富んだ演出のなかにも、個々の葛藤や新たなチャレンジ、グループとしての団結力など、さまざまな要素がギュッと凝縮されており、見所満載のステージでした。
その後、ブルーノ・マーズ“The Lazy Song”のPVのパロディー映像が流れ、実際に同曲をステージ上で披露する場面があり、そのやんちゃでかわいいパフォーマンスにドキドキしたという方も多かったのでは? さらに、10月に川崎で行われた〈ZE:A's WORLD〉のゲームを再現する一幕も。
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そして、後半の見せ場となったのが、韓国の人気アーティストの楽曲をカヴァーするステージ。メンバーが分かれての少女時代“Genie”、KARA“ミスター”&“STEP”、2NE1“I Am The Best”、BoA“Hurricane Venus”を経て、9人全員で踊った少女時代“Gee”もキュート! リボンやウサミミをつけて登場したメンバーの姿も印象的でした。本編のラストとなった“Mazeltov”のリミックス・ヴァージョンにおけるダンスも華やかです。
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アンコールでは、11月22日発売の新曲“Daily Daily”を披露。コートやストールなどに身を包み、シックな装いで楽曲を歌い上げる姿はとても感動的な一幕でした。ソロとしてグループとしてさまざまなことに挑戦し、自身のスキルとして昇華しながら、すさまじい速度で進化を遂げているZE:A。2012年はどのような活動で私たちを楽しませてくれるのでしょうか? なお、今回の〈ZE:A SUPER LIVE〉と、10月に行われた〈ZE:A's World〉の模様は、来年1月にCSのテレ朝チャンネルで放送予定。こちらも楽しみですね。
