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cali≠gari、3本立てインタヴューの予告編!!

連載
bounce編集部のイマココ。
公開
2012/01/10   23:15
更新
2012/01/10   23:15
テキスト
文/土田真弓



スパイスをかけすぎたかもしれない桜井青さん



いきなりネタ感満載の写真で恐縮です。こんばんは、なかの人です。

本日はさり気なく完成に至ったcali≠gariのニュー・アルバム『11』のフライング・ゲット日ですが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
冒頭の写真はその取材の際、マネージャーさんに〈これは撮っておいたほうが…!〉と煽られるままに
シャッターを切った一枚でございます。

今回のインタヴューはなんと3本立てでして、
桜井青さん、村井研次郎さんと武井誠さん、石井秀仁さんの3回に分けてお話を伺っております。

活動再開以降のcali≠gariの曲作り、レコーディング作業はあまり類を見ない行程で進行しておりまして、
それはインタヴューのほうで詳しいことが語られているのでここではあまり触れませんが、
ともかくメンバーの皆さんは、お互いにそれほど会う機会がないのですね。

そのためか、共通の質問に対しても皆さん独自の方向性でお答えくださいます。

より簡潔に申し上げますと、つまりは話がとっ散らかっておられるのですが、
なぜか最終的には同じ結論に行き着きますから不思議です。
そのおもしろさが伝わればなあということでの個別インタヴューでございます。




美顔ローラーをモニター中の桜井青さん



さて、その一番手としてお話を伺ったのはギターの桜井青さん。

青さんは今回、歌詞に個人的な想いを込めた楽曲が多くおありだったのですが、
取材用にいただいていた資料で数曲、〈ここが肝心〉といった箇所の歌詞が抜けている、
という事実がインタヴュー中に発覚しまして、
なかの人が必死で耳コピしていったものをご本人に添削していただく、
あるいはご本人が読み上げる一節をその場で書き写させていただく、
という貴重な体験をいたしました。

どうやら、なかの人の耳コピ偏差値は50ぐらいだと思われます。




そっと寄り添う武井誠さんと村井研次郎さん



続いては、ベースの村井研次郎さんとドラムスの武井誠さん。

このお二人は客観的に青さんと石井さんの関係性を見守りながらも、
なぜ『11』がこのような作品になったのかについてはわからないこともおありのようで、
これからどんどん公開されるであろう青さんと石井さんの個別インタヴューを誠さんが読み、
その内容を研次郎さんに伝え、最終的にジャッジされるそうです。
研次郎さんは考え事ばかりだそうです。

また、近頃は特典界隈で大活躍中の誠さんでございますが、
特典の制作中はご自身が何をやられているのかをよくわかっていらっしゃらないそうでして。

ちなみに今回は特典その1として、
初回盤と通常盤を同時に購入された方には誠さんが全曲歌うフル・アルバム『11』が授与されるのですが、
タワーレコードでは一部店舗の購入特典として誠さんのソロ・インストア・ライヴも開催されますので、
そちらであんな曲やこんな曲を激唱される誠さんのステージングも楽しみでございます。




モベキマスのページを精読中の石井秀仁さん



そして最後はヴォーカルの石井秀仁さん。

今回は珍しく、歌詞のお話もいつもより文字数を増量して伺ったりしております。
恐らく照れていらっしゃったのではないかと推測されますが、
インタヴューの行間からは、そんな空気が滲み出ているような気がいたします。

2011年、cali≠gariとしての石井さんには2度取材させていただいておりまして、
その時点でアルバムに対してコメントされていたのは、〈cali≠gariのサウンドが欲しい〉ということ。
その結末がどこに落ち着いたのかについても今回語っていただきましたが、
その点こそが、個別で行った3本のインタヴューの交錯地点となっているのではないかと、なかの人は思います。
一言で言うなれば〈原点回帰〉でしょうか。

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明日公開される記事は、オフィシャルサイトの表現を拝借すれば
〈狂ってる程、膨大な字数のインタヴュー〉でございます。

3本のインタヴューはそれぞれ独立してお読みいただけるものではありますが、
すべて読み終わったあとにもう一巡してみると、
より『11』というアルバムが浮き彫りになるのではないかと期待しております。

読了するにはわりと気合いのようなものが必要かもしれませんので、
お茶やらお菓子やらをお手元にご用意いただいた上でお待ちいただければ幸いでございます。

それでは明日、夕方頃に。