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カルメラ——〈吉本新喜劇のテーマ〉が新宿の夜に鳴り響く!?

連載
bounce編集部のイマココ。
公開
2012/03/02   22:42
更新
2012/03/02   22:42
テキスト
文/土田真弓


カルメラ



大所帯だから立ち位置が決まるまで時間がかかるかなーと思いきや、
「写真を撮りますよ」と声をかけた途端、
即座に上のような配置を取れる8人組、それがカルメラです。

大所帯だけに、逆に「写真撮影のときはこんな並び」というのが
だいたい決まっているのだそうです。

それはさておき。

2月8日に3枚目のアルバムをリリースした彼ら。

大阪発のクラブ・ジャズ・バンドらしく(?)、
新作『MIX MODERN COVERS』では〈吉本新喜劇のテーマ〉を含む
オーセンティックなジャズ/ラテン・ナンバーを男前に、
かつ茶目っ気たっぷりにカヴァーしておりますが、
この写真を撮った日は、確か1月半ば。
SOIL & "PIMP" SESSIONS主催のイヴェント〈東京宣言〉に遊びにきたついでに
タワレコのオフィスまで音源を持ってきてくれたのでした。

彼らはストリート叩き上げのバンドなのですが、
この日も帰りに「渋谷のハチ公前広場でやりますよ!」と言っていて、
実際、ゲリラ・ライヴを敢行した模様。

そして、そういったカルメラのスタイルは、
ライヴハウスのなかでもそのまま貫かれているような気がします。

以前なかの人が目撃したライヴでは、

メンバーが積極的にフロアへと降りてきて、
ステージ上と客席の間の境界を取り払う。

↓↓↓

人懐っこいわりに押しの強いプレイを繰り広げながら、
お客さんを次々と音のなかに巻き込んでいく。

といった感じでした。やられたほうはたまらなかったですね~。
風通しの良い空気に満ちた、楽しい夜でした。

そんな彼らのライヴですが、
明後日3月4日(日)に新宿MARZで行われるレコ発ワンマン東京編をはじめ、
関西以外でも開催の機会が増えてきているようですので、
お近くの方はぜひ。

そして、予習必須な『MIX MODERN COVERS』についてのコラムも公開中ですので、
こちらも読んでみてください!