四国を代表するグループがもぎたてパワーアップ!
【メンバー紹介】左から、奥村真友里(96年生まれ:アップルマンゴー)、河野穂乃花(97年生まれ:グレープフルーツ)、岡本真依(97年生まれ:ストロベリー)、谷尾桜子(92年生まれ:ブルーベリー)、菊原結里亜(97年生まれ:グリーンアップル)
〈ご当地アイドル〉の盛り上がりは、〈戦国時代〉と呼ばれている昨今のブームを象徴するトピックのひとつではあるけれど、地元の枠を越えてその名を轟かせるような強者となると、そうたくさんはいないよね。四国は愛媛のご当地アイドル、ひめキュンフルーツ缶は、そんな数少ない強者の一組。地元・松山の劇場公演を活動のメインとしてるんだけど、オリコン・インディー・チャートNo.1に輝いた昨年3月のデビュー・シングル“恋愛エネルギー保存の法則”を皮切りに、発表したシングルはすべて同チャートの上位にランクイン!……ってなもんで、さっそく彼女たちにあれこれと質問を投げてみました(遠方につきやりとりはメールで。発言内容はメンバー内の合議を経た共通回答ということでいただきましたよん!)。ではまず、デビューから1年を振り返って。
「いろいろな場所でライヴをやってきましたが、秋葉原で行われた愛媛観光物産店でのライヴは印象に残ってますね。1年間はあっという間でしたが、これからもいままで以上に成長していきたいと思いますし、人数の減員などさまざまな変動がありましたけど、ひとつひとつのイヴェントや公演をいままで以上に大切にするようにしています!」。
メンバー減員ということで、当初8人組だったのがこの春から5人組に。しかし侮るなかれ! 9nineが9人から5人に、℃-uteが8人から5人になってもパワーダウンしなかったように(むしろパワーアップしたよね!)、小編成ならではの楽しさっていうのもあるんだって!……というわけで、さっそくエンジン全開とばかりに2か月連続でシングル“恋が止まらない”と“恋の微熱”をリリース!
「“恋が止まらない”は、サビ前の〈Everybody Say GO!!〉のところがポイントです。ファンの方といっしょに盛り上がれる楽しい曲ですね。カップリングの“リードハート”は、耳に残る切ない歌詞とメロディーがツボです。“恋の微熱”は、年頃の女の子が共感できるような歌詞に注目してほしいです。ジャケも初めてのつけまつげと赤いリップの濃いめメイクですし、いままでのひめキュンのイメージとは一変した感じですね」。
初めての挑戦となるヴィジュアル・コンセプトや楽曲のテイストでもさらっと順応できちゃう表現スキルは、彼女たちが音楽だけじゃなく演劇活動にも励んできた賜物かな(主演映画「へっぽこエスパーなごみ」も完成して、順次全国で公開されていくみたいですよ)。ちなみにお兄さんは、ファンキー・ソウルなサウンドと字余り気味の歌詞がチャーミングな“トライアゲイン”(“恋の微熱”カップリング)が好きだなあ……。さて、最近はももいろクローバーZの“猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」”がお気に入りだというひめキュンの皆さん。最後に、これからの抱負をお願いします!
「パフォーマンスとトークをもっと磨いていきたいですね。県外にもこれからたくさん行きたいと思っているので、遠方のみなさんは楽しみに待っててくださいね! もちろん、愛媛にも会いに来ていただけるのも大歓迎です!」。
▼ひめキュンフルーツ缶のニュー・シングル“恋が止まらない”(MAD MAGAZINE/duke)
▼ひめキュンフルーツ缶のニュー・シングル“恋の微熱”(MAD MAGAZINE/duke)
▼2011年にリリースされたひめキュンフルーツ缶のシングル。
左から、“恋愛エネルギー保存の法則”“恋のプリズン”“8分の1のブレス”(すべてMAD MAGAZINE/duke)