初夏にピッタリのカラフルなサウンドと共に、スペインの〈ネオ渋谷系〉バンドが日本上陸!
アニカのレーベル・オーナーでもあるギレ・ミルキーウェイを中心に、97年にバルセロナで結成されたラ・カーサ・アズール。エイプリルズに楽曲をカヴァーされて密かに注目を集めはじめ、一部で〈スペインのフリッパーズ・ギター〉なんて呼ばれているこの5人組が、いよいよ本格的にブレイクしそうな予感です。そんな折に登場した4年ぶりのニュー・アルバム『La Polinesia Meridional』は、capsuleやYMCKあたりから強く影響を受けたそうで(かなりの親日家なんですね)、持ち前の胸キュン・ギター・ポップにエレクトロ・ハウスやテクノ・ポップの風味をプラス。期待以上にカラフルな仕上がりとなりました。
で、さらに嬉しいことに、このたびの新作リリースに合わせてカタログも一斉に日本盤化! エイプリルズやヨンジン、BMXバンディッツのダグラスらが参加した2007年作『La Revolucion Sexual』を筆頭に、スルーできない佳作だらけですよ。
▼このたび日本盤化されたラ・カーサ・アズールのアルバムを紹介。
左から、2003年作『Tan Simple Como El Amor』、2006年作『El Sonido Efervescente De La Casa Azul』、2007年作『La Revolucion Sexual』、2009年作『La Nueva Yma Sumac』(すべてElefant/OCTAVE)