SHAKE 『残酷な天使のテーゼ〜ANISON COVER COLLECTION〜』 ワーロック(2012)
元JUDY AND MARYの恩田快人らがバックアップし、アニソンのダンス・カヴァーやオリジナル曲を聴かせるトリオ。同時期にきっす。や田村直美も取り上げている表題曲をはじめ、“創聖のアクエリオン”や“侵略ノススメ☆”といったスタンダードの数々はTIFでも即効性を発揮しそうです。*出嶌
私立恵比寿中学 “仮契約のシンデレラ” DefSTAR(2012)
TIFの初回で名を売ったももいろクローバーに続くことができるのか……その妹分として3年連続の出場を果たす彼女たち。破壊力抜群のGAKUGEIKAIは、チームしゃちほこら3Bjuniorの盟友たちと並んで爪痕を残していくはず。8月に届けられるメジャー第2弾シングルも楽しみです。*出嶌
Splash! “Shake It!” スタジオソングス(2010)
宮城のご当地アイドル・SPLASHとは別のグループで、こちらは2009年末から活動しているロック系ダンス&ヴォーカル・ユニットになります。タワレコで入手可能なのはメンバーも少し異なるこのシングルのみなので、強気なダンスに裏付けられた現在の魅力はぜひTIFで確認を! *出嶌
ステーション♪ 『電車でGo! Go!』 Jolly Roger(2012)
かのセクシー☆オールシスターズを手掛けたジョリー・ロジャーが昨年送り出した鉄道アイドルも初のTIFへ出発進行! 過去3枚のシングルをすべて収めたこの初のアルバムは、コスプレ感に反してノヴェルティー・ソングは少なめ。駅のホームを舞台にした“君への地図”のピュアネスが切なくて良いです。*出嶌
多国籍軍 “LOVE QUESTION” SPIRAL MUSIC(2012)
すごいネーミングですが……多様なルーツを持つメンバーが集まったユニット。当初の5人組から、現在は滝口成美(日本)、マリチュウ(日本とフィリピンのハーフ)、大崎きら(日本とタイのハーフ)というアジアン・ビューティーな3人組。こちらのサード・シングルはガガ以降のダンサブル仕様です! *出嶌
W∞アンナ “ミライデンワ” White Tree(2011)
グラビアアイドルの川村あんなと中川杏奈が組んだ、お笑いコンビでもあるデュオ。フューチャー・ポップ仕立ての本シングルではカップリングの“X'mas Love”が軽快でシャレてますね。グラビアでは踏み込んだ路線もやっていますが、2年連続出場のTIFはどんな感じになるのでしょう? *出嶌
choice? 『First Step Choice』 Ainever(2011)
別掲のSurvive-ZEROやRizumuと同じFinolia Factoryに所属するグループ(現在は5人組)も2年連続のTIF参加。このアルバムは2009年の結成以来のシングルをまとめたベスト的な内容で、どこか清純な品の良さが好ましく響きます。テクノ・ポップの“LAST WORD”とかいい曲が多くて大満足! *出嶌
ChocoLe “くちぶえピューピュー” avex(2012)
アイドリング!!!の橋本楓を中心に結成されたトリオ(デビュー後に他2名もアイドリング!!!に加入)ということもあって、もちろんTIFに参戦! このセカンド・シングルではアニソンからK-Popまで幅広く手掛ける伊東大和を起用し、童謡っぽい曲調と〈怪獣ダンス〉で楽しく魅了してくれます。*出嶌
でんぱ組.inc 『キラキラチューン/Sabotage』 MEME TOKYO(2012)
この夏の話題ひとりじめ!……でしょ、コレは! AKB48以降の王道アイドル・ポップスに対するメタファーもしくは電脳街からの回答とでもいうべきナンバーと、ヒャダインのアレンジによるビースティ・ボーイズのぶっとびカヴァーによる両A面。3年連続のTIF? 今年も間違いないっしょ! *久保田
トーキングブンブン 『バイバイと手を振る私には涙の跡/妄想夏少女ブンブンブン』 b-mode(2012)
その正体は、元祖メガネっ娘アイドルの時東ぁみ。リリースされたばかりのデビュー・シングルでは、意外にもパンチのある歌声と腕っ節の太いバンド・サウンドを聴かせてくれるわけですが、107人のコーラス隊を従えているということで、TIFのステージ(&楽屋)もさぞムンムン! *久保田
Dorothy Little Happy 『飛び出せ! サマータイム』 avex trax(2012)
昨年のTIF出演で飛躍のきっかけを掴んだとされる5人が今年も堂々の登場です。この最新シングルは引き続きツキダタダシによる元気者なサマー・チューンで、ちょい哀愁の入ったカップリングの“ナミダよりもずっと速く”が良好! TIFではB♭やParty Rocketsといった姉妹グループも観逃せませんよ。*出嶌
nanoCUNE “晴れルヤ!” MAD MAGAZINE/DUKE
ひめキュンフルーツ缶の妹分にあたる、11〜13歳の4人組がTIF出演に先駆けてついに一般流通音源デビューですよ。ALFREDの山下智輝による楽曲はひめキュンと比べてテクノ・ポップ成分が強めで、初期のPerfumeやamUにも近い聴き心地です。リーダーまゆのソロ“For U”も含めて高品質な全3曲! *出嶌
NEP She☆Stars “my graduation” 日本橋エンターテイメントプロ(2012)
大阪は日本橋で結成されたファンタ☆ピース(昨年のTIFに出演していました)を前身に、今年2月に改称して心機一転したばかりの大所帯チーム。〈歌って踊って話せるアイドル〉を標榜するだけあって、このシングルも予想以上にノリに逃げない、SPEEDの同名異曲を思わせるカッコ良さですよ! *出嶌