TIESTO 『Kaleidoscope』 Musical Freedom(2009)
新作の日本盤ボートラにて“Sweet Nothing”のリミキサーとして登場する皇帝ティエスト。それ以前も“I'm Not Alone”をリミックスしているが、そのお返しに本作中の“Century”ではカルヴィンとの共作/共演が楽しめる。
KYLIE 『Aphrodite』 Parlophone(2010)
かの“In My Arms”ののプロデューサーにカルヴィンを大抜擢し、表舞台に引っ張り上げた恩人のひとり。こちらの最新作でも“Too Much”に当然カルヴィンの名はあり、主役の甘酸っぱさと結び付いたキャッチーな仕上がりだ。
SHAKIRA 『She Wolf』 Epic/ソニー(2009)
リミックス仕事も膨大なカルヴィン。その量に反してCDで聴けるものは少ないが、本作の日本盤ボートラには彼による表題曲のリミックスが収録されている。例の遠吠えをうまくループしてストイックな聴き心地に着地。
LMFAO 『Sorry For Party Rocking』 Party Rock/Will.I.Am/Cherrytree/Interscope(2011)
ドハデなアルバムにあってはやや目立たない作りに思えるところもあるが、“Reminds Me Of You”は互いの金太郎飴っぽさを接合点にした無理のないコラボになっていると言えそう。
MARY J. BLIGE 『My Life II... The Journey Continues (Act 1)』Geffen/ユニバーサル(2011)
スターゲイトと共同で“One Life”をプロデュース。持ち前のディスコ作法をカルヴィンなりの70年代式に調整した感じか。日本盤やUKのデラックス盤にしか入ってないので注意。
CHERYL 『A Million Lights』 Fascination/Polydor(2012)
UKの女帝による最新アルバム。モロに“We Found Love”のマナーを依頼されたと思うしかないカルヴィンは“Call My Name”をプロデュース。大物たちが居並ぶなかで腹の据わったところを見せた。
SCISSOR SISTERS 『Magic Hour』 Polydor(2012)
アレックス・リダ(ボーイズ・ノイズ)がバンドと共同制作にあたった意欲作で、粘っこいダンス・ヒット“Only The Horses”のみカルヴィンもコ・プロデュースに名を連ねる。シングル向けのビルドアップ担当か。