ディープ〜テック・ハウス好きはここに集合!!
ディープ〜テック・ハウス好きならば、FOUNTAIN MUSIC（FM）とそのサブ・レーベル、Plaza In Crowd（PIC）の動きは追うべきだろう。DJイエロー、デイヴ・エンジェル（後にケンイシイとの共作も）をはじめとした世界トップクラスの面々のリリースで注目を集めるFM。対してPICはShin NishimuraやHIROSHI WATANABEなど日本の精鋭を抱える一方でTEMMA-TejeやSynethesysら新人の発掘にも積極的と、今年は特に活発な動きを見せている。
そんなPICから、重鎮&新鋭による2作品が同時に到着した。まずは、あの福富幸宏が久々にFOOG名義を復活! 新作『Can』はデトロイト調のシンセやアトモスフェリックな音像を交えつつも情緒に流れない、洗練を極めたタイトなテック・ハウスが素晴らしい。対照的にファースト・アルバム『Chief 2 Thief』をリリースしたTSUGUHARU × HAYASHIは、情緒に流されきったような王道のNYディープ・ハウスが気持ちイイ。なかでもお洒落な歌モノ“After Diva”が最高!
▼文中に登場した作品を紹介。
左から、FOOGのニュー・アルバム『Can』（Plaza In Crowd／FOUNTAIN MUSIC）、TSUGUHARU × HAYASHIのファースト・アルバム『Chief 2 Thief』（Plaza In Crowd／FOUNTAIN MUSIC）
