忘れらんねえよ 『忘れらんねえよ』 バップ
青春パンク勢から受け継がれたであろう、童貞感を持ったバンドっていまだ根強いですよね。その系譜に連なる2012年現在の代表といえばこのバンドでしょう。〈モテ〉に対する決定的な劣等感こそ音楽へ向かう原動力って感じ? フフフ♪
きのこ帝国 『渦になる』 DAIZAWA
〈BLOW UP!〉でも紹介した初のフル作を間もなく発表するきのこちゃんも、ひよこ組の一員でした。シューゲイザーからアジカン的なギター・ロックまで、やっぱり王道DAIZAWA路線を感じましたね。ちなみに、色っぽい声の佐藤さんはかなり美人です!
来来来チーム 『天国』 TAKE A SHOWER
タマコはこのラヴリーすぎるジャケ写にヤラれちゃったんですぅ。でもそれだけじゃなくて、シャムキャッツあたりとシンクロするヘンテコリンなポップソングがイマドキだなと思ったりしましたよ。次の作品もこの路線でお願いします(ジャケの話)☆
日の毬 『MELLOW ME』 BEARS' BANQUET
若手バンド見本市みたいなコンピに始まり、このバンドやthattaをはじめ、タマコの気になるものがたくさんあったBEARS' BANQUET勢。各々はまだ大々的にブレイク!とまではならなかったけど、目利きレーベルとして今後も注目します!
ザ・なつやすみバンド 『TNB!』 TNB
ceroのサポートでもお馴染みのMC.sirafu(要注目人物ですよ)がメンバーのバンド。奇を衒うことなく、何年先も聴ける〈いい曲〉が丁寧に仕立てられていたアルバムです。CDデビューが待たれる片想いも含め、cero周辺の動きが気になりますね!
KNOCK OUT MONKEY 『0→FUTURE』 Magnifique
あのLASVEGASさんが生まれた神戸のバンド。SPYAIRあたりと近いラウドでポップでメロディアスなサウンドと、逞しいライヴ・パフォーマンスで注目を集めましたね。〈サマソニ〉にも出ちゃったりして、この波に乗り切ってほしい!
THIS IS PANIC 『ちゅどーん』 Space Oddity
ボカロものともシンクロするハイテンションと哀愁の間で揺れ動くサウンドが沁みた……んなこたない!けど、ラップと歌と漫談(?)、エレクトロニクスと生音が入り乱れた音楽性はこの子たちならではでした! ソウルで撮影したPVもウケる!
NINGEN OK 『体温の行方』 POPGROUP
移籍組を中心に、ロック・アクトのリリースが特に多い年だったPOPGROUP。そのなかで唯一の新人がこの子たちでした。ギターとドラムと鍵盤によるスリリングかつ美しい楽曲には痺れましたよ。本人が言う作品のコンセプトは難しかったけど。