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FROM LA WITH LOVE

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NEW OPUSコラム
公開
2013/03/12   21:17
更新
2013/03/25   00:30
ソース
bounce 352号(2013年2月25日発行)
テキスト
文/サクライマー

 

あのアルファ・パップが日本支部を設立!

 

40以上ものレーベルをディストリビュートし、〈Low End Theory〉などのイヴェントも手掛けるLAビート・シーンの総本山にして、かわいい肉球マークでお馴染みのアルファ・パップ。自身もレーベルとしてノサッジ・シングやテイクらを送り出してきた彼らですが、その日本ブランチが設立されたってことでちょっとした盛り上がりを見せています。ここではその第1弾リリースとなる2タイトルを紹介しましょう。

まずは、トラックメイクに加えてラップもこなし、昨年の〈Low End Theory〉日本公演でも人気だったジョンウェインの出世作『Bowser』のCD化。西部劇風の芸名に似合わぬギークな風貌から繰り出す、どっしり腰の座ったビートが「魔界村」ノリのシンセとぴったり噛み合います。もう一枚はクラシック・ギターとビート・ミュージックの融合がキモかっこいいヴァーチャル・ボーイの初作。ゴシックな雰囲気も醸しつつ尖ったことをやってる感じが、育ちの良さとインテリジェンスを匂わせるエクレクティックな仕上がりです。

 

▼関連盤を紹介。

左から、ジョンウェインの2011年作『Bowser』(Alpha Pup/Alpha Pup Japan)、ヴァーチャル・ボーイの2012年作『Virtual Boy』(Alpha Pup/Alpha Pup Japan)

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