名古屋だがや! だって、しゃちほこだもん!
【メンバー紹介】後列左から:咲良菜緒(97年生まれ、マリッジ・ブルー)、伊藤千由李(98年生まれ、ういろうイエロー)、安藤ゆず(97年生まれ、ボニー・ピンク)。前列左から:坂本遥奈(99年生まれ、手羽先キミドリ)、秋本帆華(97年生まれ、名古屋レッド)、大黒柚姫(97年生まれ、むらさきパープル(仮))
ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学を輩出した〈3Bjunior〉から、愛知出身の6名によって結成されたチームしゃちほこ。結成からおよそ2年の間に地元でのワンマン・ライヴを行うなど、早々と大きな舞台も踏んでいるが……。
大黒柚姫「お姉ちゃんたちのおかげです。あと、偉い人たちの」
秋本帆華「私たち運だけできてます」
坂本遥奈「運も実力のうちです」
安藤ゆず「それは負けないね。あと、名前のダサさも負けない!」
咲良菜緒「そうだね! ヒネリがない。でも、まっすぐなんだよ」
伊藤千由李「あっ、その言い方イイ!」
とまあ、初っ端からお姉さんたち譲りのヤンチャっぷり全開で。
菜緒「元気だもんね、私たち」
帆華「だってしゃちほこだもん!」
菜緒「さっきもTV番組のリハーサルしてたんですけど、他のアイドルさんを見てたら、そのあとにやるのが恥ずかしくて」
ゆず「わかるぅ〜」
菜緒「実力がないのは開き直ってるから仕方ないんですけど、この格好もそうだし、〈つけてみそみそ♪〉とか歌ってるのも恥ずかしくなってきちゃって」
千由李「でも、このしゃちほこ(のかぶりもの)のおかげで、他のアイドルさんにも覚えてもらえるんですよ」
遥奈「顔まで覚えてもらえてるかわからないですけど」
ゆず「衣装に負けないようになりたい!」
柚姫「ジャージで踊ってもかっこいいって言われるぐらいね」
といったところで、名古屋メジャー・デビューを謳った昨年10月の“ザ・スターダストボウリング”に続く、〈日本先行メジャーデビュー〉シングルのお話を。その“首都移転計画”にてタイトル通り常識破りな内容の歌詞とラップ・パートを盛り込んだメロディー&トラックを編んだのは、同じ愛知出身のSEAMO。
千由李「地元愛が感じられる歌ですね」
遥奈「簡単に言ってるけど、すごく大変なこと」
帆華「深い!」
菜緒「味は濃いがヤミツキになる!」
柚姫「つボイノリオさんの“名古屋はええよ!やっとかめ”っていう曲で〈未来の首都・名古屋〉って歌ってるんですけど、それを小学校の時に聴いて、私も首都が名古屋になったらいいなって夢を持っていたんですよ。なので、この曲はつボイノリオさんに捧げた曲……違うと思うけど(笑)」
どえりゃあ新曲を引っ提げて、7月には日比谷野外大音楽堂、8月には名古屋・センチュリーホールでワンマンを開催する6人、なんですが……。
千由李「すごく広い会場だし、夏だからすごく暑くなるし……」
遥奈「けっこう切羽詰まってます」
柚姫「時間がないんですよ、私たちには!」
ゆず「たぶん埋まらないと思うので、ぜひ来てください!」
菜緒「どうやって埋めるの〜」
帆華「マネキンいっぱい置いておこっかあ」
▼関連盤を紹介。
左から、チームしゃちほこの2012年のシングル『恋人はスナイパー/ごぶれい!しゃちほこでらックス』“トリプルセブン”(共にスターダスト)、“ザ・スターダストボウリング”(unBORDE)、SEAMOの2012年作『REVOLUTION』(ユニバーサル)、“名古屋はええよ!やっとかめ”を収録したつボイノリオのベスト盤『ゴールデン☆ベスト つボイノリオ』(ポニーキャニオン)