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【第21回】――ZOKKON SUMMER SPLASH!!!

チームしゃちほこ

連載
ZOKKON -candy floss pop suite-
公開
2013/07/10   17:59
更新
2013/07/10   17:59
ソース
bounce 356号(2013年6月25日発行)
テキスト
インタヴュー・文/ピ〜ス!久保田


名古屋だがや! だって、しゃちほこだもん!



チームしゃちほこ_A
【メンバー紹介】後列左から:咲良菜緒(97年生まれ、マリッジ・ブルー)、伊藤千由李(98年生まれ、ういろうイエロー)、安藤ゆず(97年生まれ、ボニー・ピンク)。前列左から:坂本遥奈(99年生まれ、手羽先キミドリ)、秋本帆華(97年生まれ、名古屋レッド)、大黒柚姫(97年生まれ、むらさきパープル(仮))



ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学を輩出した〈3Bjunior〉から、愛知出身の6名によって結成されたチームしゃちほこ。結成からおよそ2年の間に地元でのワンマン・ライヴを行うなど、早々と大きな舞台も踏んでいるが……。

大黒柚姫「お姉ちゃんたちのおかげです。あと、偉い人たちの」

秋本帆華「私たち運だけできてます」

坂本遥奈「運も実力のうちです」

安藤ゆず「それは負けないね。あと、名前のダサさも負けない!」

咲良菜緒「そうだね! ヒネリがない。でも、まっすぐなんだよ」

伊藤千由李「あっ、その言い方イイ!」

とまあ、初っ端からお姉さんたち譲りのヤンチャっぷり全開で。

菜緒「元気だもんね、私たち」

帆華「だってしゃちほこだもん!」

菜緒「さっきもTV番組のリハーサルしてたんですけど、他のアイドルさんを見てたら、そのあとにやるのが恥ずかしくて」

ゆず「わかるぅ〜」

菜緒「実力がないのは開き直ってるから仕方ないんですけど、この格好もそうだし、〈つけてみそみそ♪〉とか歌ってるのも恥ずかしくなってきちゃって」

千由李「でも、このしゃちほこ(のかぶりもの)のおかげで、他のアイドルさんにも覚えてもらえるんですよ」

遥奈「顔まで覚えてもらえてるかわからないですけど」

ゆず「衣装に負けないようになりたい!」

柚姫「ジャージで踊ってもかっこいいって言われるぐらいね」

といったところで、名古屋メジャー・デビューを謳った昨年10月の“ザ・スターダストボウリング”に続く、〈日本先行メジャーデビュー〉シングルのお話を。その“首都移転計画”にてタイトル通り常識破りな内容の歌詞とラップ・パートを盛り込んだメロディー&トラックを編んだのは、同じ愛知出身のSEAMO。

千由李「地元愛が感じられる歌ですね」

遥奈「簡単に言ってるけど、すごく大変なこと」

帆華「深い!」

菜緒「味は濃いがヤミツキになる!」

柚姫「つボイノリオさんの“名古屋はええよ!やっとかめ”っていう曲で〈未来の首都・名古屋〉って歌ってるんですけど、それを小学校の時に聴いて、私も首都が名古屋になったらいいなって夢を持っていたんですよ。なので、この曲はつボイノリオさんに捧げた曲……違うと思うけど(笑)」

どえりゃあ新曲を引っ提げて、7月には日比谷野外大音楽堂、8月には名古屋・センチュリーホールでワンマンを開催する6人、なんですが……。

千由李「すごく広い会場だし、夏だからすごく暑くなるし……」

遥奈「けっこう切羽詰まってます」

柚姫「時間がないんですよ、私たちには!」

ゆず「たぶん埋まらないと思うので、ぜひ来てください!」

菜緒「どうやって埋めるの〜」

帆華「マネキンいっぱい置いておこっかあ」



▼関連盤を紹介。

左から、チームしゃちほこの2012年のシングル『恋人はスナイパー/ごぶれい!しゃちほこでらックス』“トリプルセブン”(共にスターダスト)、“ザ・スターダストボウリング”(unBORDE)、SEAMOの2012年作『REVOLUTION』(ユニバーサル)、“名古屋はええよ!やっとかめ”を収録したつボイノリオのベスト盤『ゴールデン☆ベスト つボイノリオ』(ポニーキャニオン)