今年2月にJ-POPの楽曲をカヴァー・したアルバム『D'scover』(ディスカバー)を発売したD-LITE。BIGBANGのメンバーとしての活躍はもちろん、ソロでの精力的な活動も注目を集めている彼が、7月31日にニュー・シングル“I LOVE YOU”をリリースします。TOWER RECORDS ONLINEでは、新作の話題はもちろん、3月に神戸ワールド記念ホールと日本武道館で開催された〈D-LITE D'scover Tour 2013 in Japan ~DLive~〉の追加公演を含め、全国20か所を回ったライヴ・ツアーや冬に控えるBIGBANGのドーム公演についてなど、さまざまな話をお伺いしました。
[その1]全国20か所を回った初のソロ・ツアーを終えて
――3月から6月にかけて行った全国ソロ・ツアーはいかがでしたか?
「僕にとっては1回1回のステージが勉強でしたね。いままで一人でライヴをしたことはないですし、初めての経験だったので、どうやって2~3時間の公演をつくるか、その時間をみなさんと一緒にどんな雰囲気で行うかを毎日毎回考えていました」
――D-LITEさんを演奏で支えるバンド・メンバーのみなさんとの息もピッタリで。
「最高でした。本当に日本を代表するミュージシャンの方ばかりで。毎回毎回いろんなことをアドバイスしてもらったり。歌手とバンドは言葉じゃなくてステージの上で共感するじゃないですか。ステージの上で歌うとき、声が少し危ないときも、気持ちがいいときも、バンドのみなさんを見ます。そうしたら演奏をしながら、いろいろとアクションをくれて(キーボードを弾く真似をしながら)」
――笹路正徳さんが弾きながらアドバイスを(笑)。
「そうそう(笑)。笹路さんやコーラスの今井(マサキ)さんとか(大嶋)吾郎さんとか、ドラムの村石(雅行)さんとか、みんないろいろと演奏やアクションで、エネルギーを貸してくれるんです。マーティー・フリードマンさんも凄くて……感動していました。バックバンドのみなさんのステージ上でのサポートは、言葉でのやりとりではないですが、とても大きな支えになりました」
――『D'scover』に収録されている曲も、生で聴くとさらにパワーアップした感じがして。いきものがかりの“じょいふる”とか……。
「“じょいふる”を歌っているときは、僕もすごく楽しいです(笑)。その日にきてくださったファンの方の反応によって、僕も全然違う方法で“じょいふる”を表現するんです。ヒップホップ・ヴァージョンとか、演歌ヴァージョンとか……(笑)。あと、アルバムには入っていないんですが、“未来予想図II”を歌っているときが印象的で。サビの部分はファンのみなさんが歌ってくれるんですけど、ステージ上で聴いていると言葉では表現ができないぐらい、幸せだし、そのあとに残っているサビを僕と一緒に歌うときは、この会場で僕とバンドとファンのみなさんが一つになってるんだって。生きてるんだって感じがします」
――全国20か所というツアー規模も過去にはないものでしたよね。
「すべての場所でのステージがすごく思い出に残っていますね」
――各地でおいしいものもたくさん食べましたか?
「もちろん! それはとても重要ですよね。全国を回って一番感動した場所は札幌です。札幌は本当に……最高です。僕、海産物が好きで、特にウニが大好きで。札幌にいってウニ丼食べて、豚丼食べて、チキンも食べて……ジンギスカンも美味しいですし……。札幌でいっぱい、いろんなものを食べました。すべてが美味しかったです(笑)。BIGBANGのツアーでも札幌ドームに行きますから、楽しみです。札幌のスキー場の雪がふわふわで転んでも痛くないって聞いたので、もし札幌で1日お休みが貰えたら行ってみたいですね」
★D-LITE feat. TARO HAKASE - I LOVE YOU M/V (Japanese Short Ver.)