お誕生日おめでとう!
さて、こちらはまた空気がガラリと変わって、大好きなライヴハウス、Corsica Studiosでのクリスマス・パーティー。
以前リディア・ランチのビッグ・セクシー・ノイズで共演したジェイムズ率いるバンド、ガロン・ドランクが出演していたわけですが、バンド名が示す通りお客さんも厳つめな方が多かった印象。
写真からも伝わるかと思いますが、ここでクリスマス感を感じたければ一筋縄ではいきません。男気がすごかった。
ジェイムズ&イアン、オンステージ
ジェイムズ&イアン、オフステージ
踊り狂う人たち
そしてただいま、僕らは次なるアルバムに向けてのレコーディング真っ最中なわけですが、それに関することを。
このレコーディングにあたって今回初めて集中的なスタジオ練習を試みました。
新曲制作、その修練のために。これがなかなか過酷でありました。
5日間ほぼリハーサル・スタジオに缶詰で、ひたすら曲と長い髪(お互い様)に向き合う日々。
5デイズ・ディシプリン、そのスタジオ
もう一部屋。だいぶ広い
ここで若干の身体の不調を覚えながらも、いよいよレコーディング!
ちなみに前日の夜は驚くほどの濃霧、濃密な夜。
今回お世話になるスタジオは前回のアルバム同様、リンチ・モブ・スタジオ。
第1回のタイゲンの稿ですでに詳しく説明しています。
ここのエンジニア、ファンキー・ナチョ氏はエンジニア・ワークだけに留まらず、ダブワイズなども施してくれて、僕たちに新しい驚きと素晴らしい提案でいつも新しい世界を見せてくれます。
なのでまたいっしょに仕事ができて恐悦至極の限りなわけです。
ナチョ氏(左)とブレンダン・リンチ氏(右) with『Line The Wall』
そして今回ゲスト・ミュージシャンとしてケンさん(この連載での登場回数すごいですね)にパーカッションとトランペットで参加してもらいました。
高速打法により手が見えないタルビン・ケン氏
レコーディング前半でドラムとしての役目をほとんど果たしてしまう自分はこの日、レコーディング中の恒例となったクッキング。
今回はレコーディングに〈活!〉を入れる意味も込めて、辛口の四川風麻婆豆腐。
花椒を大量に使用し、黒豆を発酵させた豆豉を隠し味に自家製ラー油を効かせて強火で一気に作りました。
しかし総勢7名分ともなると、鍋が重すぎて顔も引きつります。
オイシイ ヨ
奇しくもこの日は自分の誕生日でもあり、一日中スタジオに缶詰ではありましたがとても充実した時間を過ごせました。
そしてその日の最後にプレゼントまでもらい、またこれからの新しい1年の精進を誓う自分でありました。
プレゼント。いろいろな意味を含んだ、M