アーティストが各テーマに沿ったお皿(CD)を紹介する連載! 思わずTwitterでシェアしたくなるヒョエー!な作品をYeYeが紹介します! 第5回はこんな声を求めている!の一枚
NATALY DAWN 『How I Knew Her』(Nonesuch)
皆さま、あけましておめでとうございます。私事ながら無事アルバムのリリース・ツアーが終わり、体力を取り戻すかのように大量の鍋を食べ、いまはドテッ! ポテッ! グニャッ!とリラックスした気持ちで今回紹介する作品を聴いています。
その作品とは、ナタリー・ドーンの『How I Knew Her』。
ナタリーと言えば、活動拠点をYouTubeに置いてさまざまなカヴァー曲で話題となっている(日本ではなってへんかな、なってるんかな、再生回数から察するにあきらかに話題だ!)男女ユニット、ポンプラムース(POMPLAMOOSE)のメンバーでもあります。これまで読み方もよくわからなかったけど、ポンプラムースとはフランス語でグレープフルーツを意味するらしい。
このグループのことは知人のブログで知ったのですが、ビヨンセからマイケル・ジャクソンのカヴァーなど、凄まじすぎる素晴らしいアレンジメント! しかもそのYouTube動画には毎度レコーディングの様子が映し出されていて、何度観てもワクワクしてしまう……。そしてショートヘアーのナタリーがこれまたすこぶるカワイイのです――おっと、思わずポンプラムースの説明があきらかに長くなってしまいましたが、今回はそんな彼女のソロ・アルバムの紹介。
ナタリーの声の良さは何とも言えないのです。この作品、アレンジメントにはポンプラムースの相方であるジャックが全面バックアップしており、これまた2人の相性の良さをさらに噛み締めることができます。
ということで、ぜひ皆さんも聴いてみてください!……え、どっちって? いっそのことナタリー・ドーンもポンプラムースもどっちも!
PROFILE/YeYe
89年、滋賀生まれのシンガー・ソングライター。学生時代から京都を中心に活動し、2011年にファースト・アルバム『朝を開けだして、夜をとじるまで』をリリース。2012年の〈CDショップ大賞〉では同作でニューブラッド賞を受賞。同年に後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)や古川本舗、永野亮、SAKANAMON、jizueの作品にゲスト・ヴォーカルとして参加。さらに数々のCMソングも手掛けるなど活動の幅を広げる。4月にライヴ会場/店舗限定でEP『ハウスウォーミング』を発表。そして最新作『HUE CIRCLE』(RALLYE)も大好評! 最新情報はこちらのサイトでチェック!