左から、ソル、テフン、ウシク
ソルがリーダーになり、ウシク、テフンの2人を迎えて初めてのシングル“Never Say Never”を7月16日に発売するCODE-V。今回タワーレコードでは、3人の思いが詰まったシングルの話題はもちろん、先日終了した〈CODE-V 新メンお披露目ライブツアー ~よろウシク! 盛り上がっテフン!! ソルソル行こうぜ!!!~〉のことなど、ここ最近の出来事を中心にお話をお伺いしました。
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今回のインタビューは、新作の話に入る前に、6月に開催した〈CODE-V 新メンお披露目ライブツアー ~よろウシク! 盛り上がっテフン!! ソルソル行こうぜ!!!~〉の話題からスタート。福岡、大阪、札幌、東京を回ったこのライヴ・ツアーは、ウシク、テフンにとっては初めて、そしてソルも昨冬の日本武道館以来のワンマン公演だ。3人体制になってからパフォーマンスしたことがあるダンス曲はもちろん、ギターとピアノの生演奏をバックに歌ったり、12月に発売されたアルバム『代々木』収録曲を披露したりと、新メンバーの2人はもちろん、ソルにとってもさまざまな挑戦が散りばめられていた。
春に実施した単独インタビューではこのワンマンに向けて、「やることがとにかく多い、時間が本当に足りない」と話していたソル、メンバーからも認められた素質を持ちながらも、慣れない国での歌手活動に不安を抱いていたであろうウシクとテフン。加えて、活動休止中の3人がいない間、自分たちがCODE-Vというグループを背負っていくという見えない重圧や、パフォーマンス面の完成度など、3人が感じていたと思われる不安要素を挙げていけば、きりがない。そんなさまざまなプレッシャーのなかで挑んだ今回の公演で、彼らは1時間半に渡って爆発的な熱量を放ち続けた。〈自分たちの気持ちをしっかり込めて歌う〉というCODE-Vの根底にある姿勢はもちろん、〈今回のワンマンを成功させたい〉〈前のCODE-Vを超えたい〉と3人で過ごした4か月の成長と強い思いが、高い熱となってストレートに伝わってくる内容だった。ただひたすらに、がむしゃらに自分たちが信じる道を走り続けた結果、誰よりもアツいステージを繰り広げることになったメンバーたちは、今回のライヴでどのようなことを感じたのだろうか。
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――先日行われた全国ツアー、ウシクさんとテフンさんにとっては初のワンマン、さらにツアーということで、オープニングは熱いながらも緊張がかなり伝わってきました。
ウシク「そうなんですよね。僕たち2人は今回のライヴが始まる前の緊張感が半端なかったんですよ。毎回ライヴをやるんですけど緊張していて。リハーサルの時は、もちろん一生懸命やってるんですけど、リラックスした雰囲気でできていたんです。でも本番は全然違うじゃないですか」
テフン「舞台でオープニング映像が流れているときに、僕たちはステージの裏でスタンバイしているんですけど、ファンのみなさんの大きな声援が聞こえると、緊張して体が動かなくなるんです。こんなにたくさんの人の前に自分が出るんだなって思ったら、体が動かなくて……。でも実際、舞台に出たときは緊張するんですけど、そこからはファンのみなさんと一緒になって、どんどん盛り上がっていきましたね」
ソル「2人ももちろん緊張してましたけど、僕も実はステージに出る前が一番緊張するんですよ。でも、円陣を組む時にいつも〈みんなに僕たちの姿を見せてやろう! 今日のライヴが自分の人生で最後のステージだと思って、全力で歌おう!〉って言うんですよ」
ウシク「あ! でも、僕は舞台に出た瞬間は緊張していることを忘れちゃうんですよね。ダンスをしながら楽しく歌ってました(笑)」
――確かに、ウシクさんは最初からテンションが高い印象がありました(笑)。序盤でダンス曲が続くなか、ソルさんはやはり武道館アーティストというか、ライヴに慣れている感じが伝わってきて。ロック・バンドのヴォーカルのように会場を盛り上げる熱いMCもあり……。
ソル「僕が話しているときの雰囲気もこれまでとちょっと違うので、CODE-Vのファンのみなさんが、過去と同じイメージのまま僕を見たら、笑っちゃうかもしれないですよね。自分自身への宿題だなと思っているんですが、ステージの上では熱い面というか……、強く熱いCODE-Vをみなさんに見せたかったんですよ」
――中盤には、ギターの方とキーボードの方を入れてのアコースティック・パートも登場しました。ソルさんも自分でギターを弾いて。
ウシク「さっき、ダンス曲は楽しく歌ってたって言ったんですけど、この生演奏のコーナーは、すごい緊張してました。ワンマンも初めてですけど、人前で生演奏で歌うのも初めてだったので……、緊張しました」
――ウシクさんとテフンさんにとっては、初めてのことが多いライヴでしたし、一方でソルさんにとっても3人で回る初のツアーということで、考えたこともいろいろとあったと思うんですが、4公演すべて終えてみて、率直な感動を教えて頂いていいですか?
ソル「今回、ウシクとテフンが入ったCODE-Vとしては初めてのツアーだったじゃないですか。だからスタートするまではいろいろと不安で。いままでのCODE-Vのファンのみなさんはもちろん、初めてCODE-Vを見る方もいたと思うんですけど、今回のツアーを見て、これからもCODE-Vを応援するかしないか……。いろんなことをこのライヴでみなさんが判断すると思ってて。だから、プレッシャーも大きかったんですけど、だからこそ3人で一生懸命準備したので、本番では〈失敗してもいいから全力で僕たちの思いを伝えよう〉っていう気持ちでやりました」
テフン「僕にとって初めてのツアー、ワンマンライヴだったし、いま軍隊に行っているお兄さんたち(サンウ、ナロ、ルイ)のライヴを見ていたので、結構プレッシャーだったんです。ファンのみなさんは、僕たちが入った新しいCODE-Vを初めて見る人も多いから、プレッシャーが半端なかったんですけど、舞台に立って、実際にパフォーマンスをしてみたら、ファンのみなさんもあたたかく迎えてくれたし、リラックスした気持ちでできたんですよね。一生懸命練習もしたし、本番も全力でやったので、満足しているわけじゃないんですけど、いいライヴだったと思っています」
ソル「僕も個人的には全力で歌ったし、予想してた以上にみなさんの反応も良かったし、いいライヴになったんでよかったです」
ウシク「僕はツアーの最終公演まで無事終わることができて、本当に嬉しかったです。まだ足りないこととか、惜しいこととかたくさんあるんで、そう思ったことを次はちゃんとできるように勉強しながら、進んでいければいいなと思っています。自分のなかではまだ足りないと感じたことが多かったので、これからもっともっと頑張っていきます」
――みなさんが思う、足りなかったところというのは……?
ソル「やっぱり、日本語がもうちょっとうまくなったらいいなって。まだ勉強中なんですけど、日本語がさらに上手になることで、歌も上手く歌えると思うし、MCももっと面白くできると思うんですよね」
ウシク「僕もソル先輩と一緒で、MCをするときに日本語が上手だったらもっと面白く……(しばし沈黙)。こういうことです(笑)。言葉がうまく出てこないことがあるんで、アドリブとかも入れられるようになれたらいいなと思うし、いい雰囲気を作れるようにしたいです。あと、お客さんがいて、緊張感のあるなかで歌うのが、まだ慣れていなくて難しい部分もあるんですが、ライヴならではの感覚を覚えていけば、よりいいパフォーマンスができるんじゃないかなって思います」
テフン「リハーサルのときに、メンバーのみなさんやプロデューサーさんたちと決めたことがいくつかあったんですが、そのなかで少しずつ間違えたところがあって。そこが残念でした……」
ソル「もちろん、CODE-Vのファンのみなさんは優しいんで、僕たちが間違えてもあたたかく見てくれるからそれも嬉しいんですけど……。僕たちが成長していったときには、厳しい目線で見て欲しいなって思っているんです。いつかは、初めてCODE-Vを見る人にも、1回で〈CODE-Vってアツイグループだな〉って感じて貰えるようになりたいですね」
――自分たちのライヴを映像で見る機会もあると思うんですが、客観的に見てみて、どう思いましたか?
テフン「正直、まだまだだなと思いました。最初、出るときからも緊張して、いろいろとミスもあったし、残念で」
ウシク「パフォーマンスの完成度は100%ではないので、そこをしっかりとやりながら、もっと勉強していかないといけないなと思いました。もっともっと練習しないと! 自分自身のテンションが高いのは、映像を見ても感じています(笑)」
――ウシクさんはテンションの高さをライヴの最後まで保てることが改めてすごいなって。
ウシク「実は、ライヴ中の1時間半だけじゃないんですよ」
ソル「ずっとこうなんです」
ウシク「朝起きて、リハーサルして、ライヴが終わって、家について、寝るまで。ずっとこのテンションです!」
ソル「僕がこれまでにであった人のなかで、一番テンションが高いです。逆に、朝とか、本番前、そんなにテンション高くて大丈夫かな?って心配になるんですけど……。本番前にエネルギーを全部使っちゃうんじゃないかって。でも、もともとの性格かなぁ……。ずっとテンションを保てるんですよ」
ウシク「なんていうか……」
テフン「いたずらっこみたいな」
ウシク「そうそう、そういう感じがあるので、いつもテンションが高いかもしれないです」
ソル「これまでにCODE-Vにはいなかったタイプだから、面白いんですよ」
――逆に、テフンさんはライヴでも落ち着いている感じですよね。年齢的には一番下ですけど。
ソル「年齢とのギャップがあるんですよね~」
――パフォーマンス、MCからもキャラクターが伝わってくる内容でしたし、未完成な部分がありつつも、そこは気持ちでカヴァーできていたんじゃないかなって思いながら見ていました。さて最後に。今回のツアーにみなさんが自分で点数をつけるとしたら、百点満点中何点でしょうか?
ウシク「……(しばらく考える)。難しいですね。僕の基準では、40点です。僕たちの目標が、先輩たちを超えて、もっともっと先にいきたいんで、そう考えたら、40点。もっともっと頑張ります。いい点数になるように」
テフン「点数は……35.5ぐらい」
ウシク「正直に言うよね。正直な気持ちだよね、いまね」
テフン「……35.6かもしれないです(笑)」
ソル「僕は、点数だけ先に言うと、45点ぐらいです」
――ちなみに、ソルさんのなかで、日本武道館公演は何点ですか?
ソル「武道館は、70点。武道館は結構良かったと思うんですよ。でも改めてみたら武道館は全体的な内容や気持ち的なものは、全力でやったので、後悔はないんです。それで70点。今回のライヴハウスツアーが45点なのは、みんなもっともっとできると思うんです。だから」
テフン「後悔する部分は少しあるんですよね」
ウシク「少しあるんですけど、全力でやりました。僕たちは目標に掲げていることがしっかりあるから、目標に向かって、もっともっと頑張らないといけないですね」
――みなさん低めの点数ですけど、これからどんどん上がっていくってことですもんね。
(3人とも声をそろえて)「そうです!」
ウシク「もっと良くなると思うので、楽しみにしていてください! 次のライヴはもっとアツいかもしれないですよ!」
――東京の比較になりますが、次のライヴハウス・ツアーの会場は下北沢GARDENですよね。クラブクアトロに続いて、数多くのロック・バンドがライヴを行ってきた場所ですね。
ウシク「でも、これまでに下北沢GARDENに出演してきたアーティストの中で、CODE-Vが一番アツいステージを見せられるように、頑張ります!」
CODE-V"Never Say Never”
【初回生産限定盤A(CD+DVD)】 ・CD 1.Never Say Never 2.LIFE 3.君の笑顔 ・DVD 1.“Never Say Never” Music Video 2.メイキング、オフショット映像 +イベント参加券封入 |
【初回生産限定盤B(CDのみ)】 1.Never Say Never 2.LIFE 3.I'll always be with you +イベント参加券封入 |
【通常盤(CDのみ)】 1.Never Say Never 2.LIFE 3.君の笑顔 +イベント参加券封入 (初回生産分のみ) |
【CODE-V 6th SINGLEリリース記念イベント】
【北海道】
日時:2014年7月16日(水)16:30START
会場:三井アウトレットパーク札幌北広島 1F エルフィンコート
【福岡】
日時:2014年7月17 日(木)17:00START
会場:イオンモール福岡 1F ウエストコート
【愛知】
日時:2014年7月18日(金)17:00START
会場:エアポートウォーク名古屋 3Fイベントステージ
【千葉】
日時:2014年7月19日(土)13:00START
会場:イオンモール幕張新都心 3Fイオンホール
【兵庫】
日時:2014年7月20日(日)13:00START
会場:阪急西宮ガーデンズ 4Fスカイガーデン 木の葉のステージ
【INSTORE】CODE-V 6th SINGLEリリース記念インストアライブ@宮城
■日時:2014年7月12日(土)13:00START
■会場:アリオ仙台泉 1Fセンターコート
【インストアライブ・握手会・サイン会参加方法】
7月16日発売の6th SINGLE初回生産限定盤A、初回生産限定盤B、通常盤(初回生産分)に封入の「イベント参加券」をイベント会場にて「握手会参加券」または「サイン会参加券」にお引き換え下さい。イベント参加券1枚でメンバー全員との「握手会参加券」1枚、イベント参加券3枚でメンバー全員との「サイン会参加券」1枚とお引き換え致します。
サインは6th SINGLEのジャケット、ディスクなど、商品のお好きなところにさせて頂きます。サイン以外は入れられませんのでご了承下さい。
「イベント参加券」は初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤(初回生産分)とも全て共通になります。
「握手会参加券」「サイン会参加券」の引換の際に、優先観覧スペースへの「入場整理券」の抽選にご参加頂けます。
※詳細は公式ページでご確認ください。