「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスターの撮影レポートをお届け!
今回登場するのは…プロデューサー、トラックメーカー、MPCプレイヤーとして自身の作品制作やライブと並行して、数多くのプロデュース、コラボレーションやTV・CMへの楽曲提供など活躍の場を広げているSTUTSさん。
今回のアルバム制作にも深くかかわる自身のスタジオで行われた撮影をレポート。
9か月前に前のスタジオから引っ越してきたという、都内某所のSTUTSさんの自宅兼スタジオ、Atik Studio。
これまでもSound & Recording誌などで何度か紹介されている部屋からこちらに引っ越し、今回のアルバム制作の後半は全てここのスタジオで行われたそうです。
地下のスタジオの様子。
このスタジオの手前の部屋は機材置き場兼ボーカルなどを録音する小部屋としても使用しているとか。
スタジオ内にはギターやベースなども。新しい楽器にも取り組んで勉強中とのこと。
最近はレコーディングも自分で弾いているというSTUTSさん。自分でやれることがどんどん広がっているそうです。
タワレコの性が…ついレコード棚などをチェック。ちなみに、この時はPAT METHENYのECM時代の音源を聴かれていたようです。
お話をうかがってもFUSION系の音楽は良く聴かれているそうで…。
その他にもJAZZ/FUSION系のレコードが多い中、ひときわ枚数が多いような気がしたのがこちらのアーティスト……。
たまたまでしょうか、レコード棚の一番上の一番左にあったのはこちら。
ご存じEW&Fの78年のR&B No.1ヒット曲「SEPTEMBER」を収録した1978年作品でコロンビア時代前期(72~78年)のベスト盤。
STUTSさんのアルバムも、HIP HOPを軸にしながら多彩な音楽がmixされている感じや、
ラップ・ボーカル曲とインスト曲がアルバム全体通していいバランスで構成されている辺り、EW&Fのアルバムぽいかな…と納得してみたり…。
今回撮影はSTUTSさんとは撮影でよくご一緒しているというフォトグラファーの池野詩織さん。
デジタルではなくフィルムで撮影となりました。
ちなみに、こちらのアーティスト写真も池野さんの撮影。
当日の撮影の様子は……。
はじめは少し緊張気味でしたが…。
そこは、よくご一緒している仲という事もあり、次第に肩の力も抜けいつもの雰囲気に。
MPCをたたきながら…。
こちらはいつもライブで使用しているMPCとか。
最後は当日ドン・キホーテで「一番強いライト」というオーダーで購入してきた懐中電灯を照明代わりに…。
限られたスタジオというスペースの為、撮影にも工夫が。
こちらの懐中電灯撮影で本日終了。
今回、フィルムでの撮影という事もあり、途中で写真のチェックができない辺りも、ちょっと懐かしい感じ。
完成ポスター
こんな感じに完成いたしました。