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渡辺香津美さん表紙の小冊子も店頭で配布しております。
その中の一部を少しずつご紹介。まずは、タワーレコード30周年記念アルバムを発売させていただいた渡辺香津美さんの記事です。
タワー30周年の秋は香津美のギターに誰もが〈がんじがらめ〉!!
80年にTV-CMで渡辺香津美を知ったフュージョン世代の人は多いだろう。その時バックに流れていた《ユニコーン》は今でも代表曲だ。伝説のバンド、KYLYNやYMOへの参加などシーンでは注目の存在で、その後MOBOⅢでの全米ツアーの際、それを見に来たマイルス・デイヴィスがバンドに誘ったというエピソードでも分かるとおり、世界レヴェルのトップ・ジャズ・ギタリストとして活躍。一方でアコースティック・ギターへの並ならぬ追求がギタリストとしての表現力の幅をさらに広げることにもなり、2003年に始まった、完全ソロ・ギターによるアルバム『ギター・ルネッサンス』のシリーズで卓越したギター・ワークを聴かせてくれた。
その『ギター・ルネッサンス』シリーズ4枚のアルバムからのベスト選曲とリチャード・ストルツマンやリチャード・ボナとの未発表デュオ・トラック、そして新録音1曲を含む、究極のアコースティック・アルバム『アコースティック・フレイクス』がタワーレコード30周年記念盤としてリリース。高品質CD であるBlu-spec仕様のため、ギターの繊細なサウンドを再生可能にしている。新録音《TO CHI KA ISLAND》は渡辺香津美の80年の代表作『TO CHI KA』に収録のタイトル曲と《コクモ・アイランド》をミックスさせたアレンジのソロ・ギター曲で、エンディングにはちょっとサプライズとなる〈奸児唐眼(がんじがらめ)な演出〉が素晴らしい。アルバムは初回生産限定盤のため、買い逃すと、2度と聴けなくなるかもしれない。
タワーレコード30周年特別企画盤
『アコースティック・フレイクス』[イーストワークス EWBS-164]
また時期を同じくして、オリジナル・アルバムの最新作にあたる『ジャズ・インプレッション』もリリースされた。こちらは渡辺香津美自身が「『マンデイ・ブルース』(75年のセカンド作)以来」という〈ジャズ回帰作〉となっており、ジョン・コルトレーンの《インプレッションズ》、ウェス・モンゴメリーの《フォー・オン・シックス》等のナンバーを取り上げている。参加メンバーは井上陽介(b)、則竹裕之(ds)、本田雅人、藤陵雅裕(ソプラノ・サックス)、山木秀夫(ds)という布陣。デュオ~カルテットと編成を変えながら、〈ジャズ・ギターする〉香津美を聴く一作だ。こちらでも山木秀夫のドラムスとのデュオ曲のエンディングで〈奸児唐眼(がんじがらめ)な演出〉が聴ける。
『Jazz Impression』[イーストワークス EWSA-163]
来年は渡辺香津美、デビュー40周年。アニバーサリーなビッグ・プロジェクトの予感が!!
TEXT:馬場雅之(タワーレコード本社)