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カテゴリ : label intoxicate records salle gaveau europe tour 2010
掲載: 2010年09月25日 14:00
更新: 2018年08月07日 04:51
文/ 小林
ツアーの為にヨーロッパに旅立ったSalle Gaveauのリーダー、鬼怒無月によるツアー日記第一弾!
初めましてギタリストの鬼怒無月です、6/23にintoxicate recordsより3rdアルバム『La Cumparcita』を発表したSalle Gaveauのリーダーをしております。今回このintoxicateのブログ上でSalle Gaveauヨーロッパ・ツアー実況中継をさせていただく事になりました。どうぞよろしくお願いします。
さて今は現地時間9月25日午前4時、ベルリンの中心からから少し離れたSchonefeldと言う何もない町のホテルです。本当は寝る前にこの文章を書き上げるつもりだったのですが、時差ボケに抗えずシャワーも浴びずに寝てしまいまた起きだしたところで書いております。さて今日起きるであろう色々な事はまた後で報告するとして。
昨日の出来事!!
昨日は朝9時30分に成田に集合して11時25分の飛行機でフランクフルト経由で7時にベルリンに到着。ホテルに入って明日の為に今日も寝るだけだったのですが、こんな時でも素敵な出来事が起こるのがSalle Gaveauの良いところ。バイオリンの喜多君が大遅刻。9時30分になっても来ない喜多君の携帯に電話をしたところ、「寝坊しました。今電車に乗ります」という信じられない返事。対策を練るために一度携帯を切る。困った!
ベルリン空港にて迎えに来てくれた運転手のカーリンさんと
実は僕達、自慢できる事では無いのですがこういう事しょっちゅうあります。古くは2007年のRIOフェスティバル。朝7時30分に待ち合わせのところ、アコーディオンの佐藤君からのメールで「寝坊しました。今向かっています」。でも間に合ったんですよ。その時は僕もシャルルドゴールからパリに向かう地下鉄から一瞬おりた隙に、ドアが閉まってしまい何も持たないでホームに取り残されたが、パリの中央駅で待っていれた皆と無事合流、事無きを得る等、語り出したら切りが無い事件の数々。
とは言うものの今回はネットで調べてもちょうど接続の悪い時間帯だったのか最短で成田到着11時45分。今回ばかりは悪運尽きたか?と思った時でたアイデアが「タクシー」。マジかと思ったがもうそれしか無い。喜多君にもう一度電話した所やはり「タクシー」で向かうとの返事。さて結果は?
つづく!
喜多直毅(ヴァイオリン)
Salle Gaveau(サルガヴォ)
2003年、鬼怒無月が「新しい音楽の可能性」を説いて集めたメンバーによる、ポスト・ピアソラ・ミュージックを目指す五重奏団(キンテート)。
メンバー:鬼怒無月(ギター)、喜多直毅(ヴァイオリン)、佐藤芳明(アコーディオン)、鳥越啓介(コントラバス)、林正樹(ピアノ)