• (0207
• タワーレコード株式会社
• 2002年04月12日
• 企業情報

日興プリンシパル・インベストメンツ株式会社
タワーレコード株式会社の全株式取得の契約を締結
～タワーレコード株式会社のマネジメント・バイアウト（MBO）スポンサーとして協働～

 タワーレコードの運営会社である米国MTS Corporation（本社/米国カリフォルニア州サクラメント CEO/マイケル・ソロモン）（以下MTS 社という）は、2002 年4 月11 日、同社が保有するタワーレコード株式会社（本社/東京都品川区　常駐代表取締役/キース・カフーン）（以下TRKK という）の全株式を日興プリンシパル・インベストメンツ株式会社（本社/東京都千代田区　CEO/平野博文）（以下NPI という）に売却する契約を締結した。
  これによりTRKK は、今後NPI と協働し、現在の経営陣の下、タワーレコード・ブランドを維持し、日本国内における全ての経営を継続し行うこととなる。
 株式売却額は約1 億2000 万米ドルで、目標締結日を2002 年5 月21 日とし、TRKK は、日本における「タワーレコード」の商標権を米国MTS 社より譲り受けることになる。

 今回の株式売却は、米国MTS 社の事業再編成戦略と負債削減の一端を担うものとして実施されたが、NPI は、TRKK の業績が連続して営業黒字を出すなど好調であり、経営戦略を変更する必要はないと判断、キース・カフーン常駐代表取締役、森脇明夫取締役経営企画室長を中心とする経営陣ならびに現在の経営戦略を維持し、事実上マネジメント・バイアウト（MBO）のスポンサーとして機能する。今後は協働しタワーのユニークなリテール（小売）原則に基づくブランドの健全性を維持、永続させ日本におけるチェーンの拡大を推進してゆく。
 また、米国MTS 社は、今回の株式売却により現在の信用枠を大幅に削減することが可能となる。