• 2005年08月04日
• 出版

CDは本当に株券になるのか！？
WEBマガジン“bounce.com”の人気連載が単行本化
菊地成孔「CDは株券ではない」2005年8月26日（金）発売

株式会社NMNLが運営するWEBマガジン“bounce.com”の人気連載「CDは株券ではない～菊地成孔の今月のCDレビュー＆売上予想」が、ぴあ株式会社により単行本化され、2005 年 8 月 26 日（金）より全国のタワーレコードおよび書店にて発売※1となります。

現在、日本の音楽シーンのキーパーソンともいうべき存在になりつつある、注目のマルチ・アーティスト・菊地成孔による、画期的な視点の J-POP 批評本

タワーレコードにて毎月40万部配布される音楽フリーマガジン「bounce」をオンライン化した、音楽ファンのためのWEBマガジン「bounce.com」（http://www.bounce.com/）。「bounce」の最新記事を中心に、国内外の音楽ニュースや、「bounce.com」でしか読めないオリジナルの連載記事も展開。今回単行本化される「CDは株券ではない」も、bounce.comオリジナル記事として、2003年10月にスタートしました。著者である菊地成孔※2氏は、自身によるプロジェクトや多くのJ-POPアーティストのサポート等で活躍する音楽家であり、文筆家であり、過去には東京大学で、現在はアテネ・フランセ映画美学校他で教鞭を執る音楽理論家という顔も持つマルチ・アーティストとして注目を集めています。その菊地氏が、楽曲の構造分析などから、“ヒットの可能性”を考察。作品の初動売上枚数を予想し、発売後に答え合わせをするという連載コラムの初回（2003年10月）から2005年6 月掲載分までの 22 回、57 曲を漏れなく掲載するほか、単行本化にあたってのオリジナル企画も収録。
 成熟した現在のJ-POPシーンにおいて、「ヒットの予想は可能か？」という、わかりやすいテーマで誰でも楽しめるエンターテインメント作品となっています。

＜＜単行本オリジナル企画＞＞
・2005年上半期総括（書き下ろし）
・対談1・近田春夫氏
ミュージシャン。音楽評論家・文筆家としても活躍し、J-POPヒット曲を独自の視点でユニークに批評した「考えるヒット」（週刊文春にて連載中）で知られる、いわば J-POP 批評の先輩にあたる人物と、現在の J-POP シーンを斬る！
・対談2・細野真宏氏 400万部のベストセラー「世界一わかりやすい株の本」の著者で、数学専門の大学受験予備校「Hosono's Super School」を主宰するカリスマ講師。「CDは株券になるのか？」という命題について、熱く語り合う！
・CD工場見学（書き下ろし）
まさしくヒットが生まれる現場である CD 工場に潜入。著者自身も知らないパッケージ制作の裏側をレポート。

作品データ
菊地成孔 著「CDは株券ではない」 2005年8月26日（金）発売
ぴあ株式会社発行 四六判/240 頁/1,575 円（税込）

※1 2005年8月19、20日に菊地主幹のデートコースペンタゴン・ロイヤルガーデンが出演する、RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO（石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ）にて、先行販売を予定しています。（詳細未定）

※2 菊地成孔（きくち なるよし）
1963年6月14日千葉県銚子市生まれ。音楽家/文筆家/音楽講師として様々な分野で活動。これまでの作品に、「スペインの宇宙食」（小学館）、「憂鬱と官能を教えた学校【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史」（河出書房新社）他がある。また、アテネ・フランセ映画美学校・音楽美学口座・理論科 主任講師、ペンギン音楽大学主幹講師として音楽講師としても活動している。 オフィシャル WEB サイト http://park10.wakwak.com/~kikuchic/