タワーレコード株式会社では、輸入盤の名盤を1,000円(税込)で販売する、洋楽ジャンルでの名物企画となっている「新・輸入盤千円生活」において、2010年1月から8月22日(日)の間で、対象商品の総売上枚数が30万枚を突破いたしましたのでお知らせいたします。
輸入盤千円生活は、その名の通り、“小遣いを節約してレコードを買っていたような時代”を過ごした経験がある30~40代以上のミドルエイジをターゲットに、もう一度、忘れかけていたあの作品を楽しんでもらいたいという想いから、「音楽史に残る名作」、「レコードでは持っているけど、CDでは…というヒット作」を、“昼食一回分の値段”で、楽しんでいただけるよう、昨年の3月より、短期間の輸入盤拡販施策としてスタートした企画でしたが、価格と対象となった数々の名盤作品など、その内容が店頭で人気となり、今期に入ってからも洋楽カテゴリーでの定番企画「新・輸入盤千円生活」としてその規模やジャンルもボリュームアップし、継続することになったものです。
昨年度は、ポップ、ロック、ジャズを中心に対象商品約700タイトルで、2009年3月から12ヶ月の9ヶ月間で、21万枚であった売上枚数が、今年は、ジャンルもソウルやレゲエやボサノバなどワールド作品を強化するとともに、対象商品も900タイトル以上と増やし、企画の知名度も上がったことで、購買客層も、20代の若者まで広がり、結果、約8ヶ月強の期間で、30万枚を上回る結果となっています。
輸入盤千円生活の実施により、対象タイトルの売上は、昨年で実施前の2008年に比べ約4倍を記録し、さらに今年は、昨年の同時期(2009年3月~7月)の比較でも約150%と伸びています。
市場において洋楽のCD販売が下降する中、タワーレコードでは昨年度CDの売上の内、洋楽が占める割合は約47%と非常に高く(※SIP発表のサウンドスキャンジャパンによる2009年度の洋楽の売上シェアは約22%)、「新・輸入盤千円生活」は、その中で、特にお客様の買い上げ枚数アップに貢献しています。また、CMやテレビで話題となった作品や来日アーティストの作品なども積極的に導入、店頭で訴求することで、若い音楽ファンが洋楽を聴く機会を増やす重要な企画として位置付けられています。当初の年間計画であった40万枚の売り上げ目標も50万枚に上方修正、今後も引き続き店頭での展開を強化することで、市場の活性化を目指します。
タワーレコード株式会社 広報室 谷河(やがわ)、高橋
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