ヒップ・ホップ・シーンの大天才アーティスト/プロデューサーが、ネクスト・レヴェルへの"卒業"を宣言するサード・アルバム!ダフト・パンク曲をサンプリング、"俺を殺れなきゃ、俺はさらに強くなるゼ"と、常に変わらぬファイターっぷりを誇示する爆裂ヒット「ストロンガー」他を収録。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
従来のカニエ・サウンドのみならず、バラエティーに富んだ作風で第50回グラミー賞では最優秀ラップアルバム賞を含む4部門を受賞!ダフト・パンクやコールドプレイのフロントマン=クリス・ マーティンといったヒップホップ・フィールド以外のゲストも参加した意欲作。
タワーレコード(2009/04/08)
50セントに対して〈もし負けても引退しないでくれ。彼のラップが好きだから〉などと小憎らしいことをのたまうカニエの3作目。正直、〈音楽的〉であろうとした前作『Late Registration』の路線が続くならアレかな~とか思っていたんだけど、結果的に今作はフリーキーなサンプリングのおもしろさを再認識させてくれるという意味で、デビュー作『The College Dropout』に通じるキュートな〈ヒップホップ・アルバム〉となった。アイデア自体はスウィズの模倣だったりするダフト・パンク使いの先行シングル“Stronger”も最高だし、T・ペインやドゥウェレ、DJプレミアらの客演も下世話で楽しい。T.I.の相棒だったDJトゥーンプやマイク・ディーンら外部の腕利きを大幅に動員したのも功を奏している。痺れた。
bounce (C)轟 ひろみ
タワーレコード(2007年10月号掲載 (P73))