前作『スーパーナチュラル』の3年後、2002年のコラボレーション・アルバム第2弾。親子ほど歳の離れたミッシェル・ブランチ「ザ・ゲーム・オブ・ラヴ」の他、チャック・クルーガー、P.O.D.、ダイドなどロック&ポップスのスターが参加。「ノウス」にはオペラの重鎮プラシド・ドミンゴが参加。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
ミシェル・ブランチをヴォーカルに立てたファースト・シングル“The Game Of Love”はもう聴かれたか? アステカが現代に甦ったら、こんな感じでくるんじゃないか?ってな想像を催させるスーパー・キャッチーな起き抜け系ポップ・チューンに仕上がっていて、うまく言えないけど、ばっちぐ-! 「前作『Supernatural』は〈マスターピース・オブ・ジョイ〉であり、『Shaman』は〈ヒ-リング〉である」とはカルロス本人の弁。つまり、そんな感じなのである。オールスター・キャスト盤という仕様は引き続き、カルロスの館はロバート・アルトマン的にクラウデッド状態。なかでもメイシー・グレイの巫女の部屋とオゾマトリのパーティー会場は、強烈なもてなしが用意されているので心してご入室を。次第に若さを取り戻しつつあるカルロスの好調ぶりはサスティーンの伸びからも確認できるが、スケールアップへの飽くなき挑戦ぶりにはただただ脱帽。
bounce (C)桑原 シロー
タワーレコード(2002年12月号掲載 (P79))
全編飽きがこなく良いアルバムだと思います。
ス-パ-ナチュラルがこのアルバムと2枚組と考えれば歴史的名盤です。
2枚続けて聴けばいいんですけどね~(笑)