ラップ・シーンの最強リリシストが、ブラックの意地と誇りをかけて"Nig…"と名づけた衝撃の問題作が、あえて"タイトル未定"として遂にリリース!ポロウ・ダ・ドン他の腕利きプロデュース陣を従えて、米国社会に物申すハードコアなデフ・ジャム移籍第3弾!! (C)RS
JMD(2010/06/14)
1994年リリースの傑作『Illmatic』での衝撃デビュー以来、ヒップホップ界最高のリリシストの名を欲しいままにするNasの“Def Jam”第2弾となるアルバム!Nas本人は「これはストリートが待ち望んでいるアルバムであり、何よりも多くの人に届けること、聴いてもらうことが重要なんだ。皆はこのアルバムの真のタイトルを分かっている」とコメント。2007年末より様々な場において「次のアルバムのタイトルは“Nigger”になる」と発言を繰り返し、大きな波紋を巻き起こしていたNas。一時は上層部との不協和音により、“DefJam”を去るのではなど様々な憶測があったもののタイトルを変更することでリリースへと至った超話題作。ストリートからの信頼が最も厚いMCの一人であり、卓越したリリックのセンスから大統領選で盛り上がるUSの状況がリリックにどう反映されているかにも大いに注目が集まる。
タワーレコード(2009/04/08)
タイトルでいろいろモメたナズの最新作が〈無題〉で到着。冒頭からエグい言葉の嵐が脳髄を直撃してくるが、そんな主役の真剣っぷりそのままに、参加メンツもクリス・ブラウンにゲーム、ポロウ・ダ・ドン、スターゲイト、マーク・ロンソンなど、まさにオールスターな布陣だ。堂々たるリリシストの熱いラップに捨て曲ナシのトラック群……これに燃えないヒップホップ・ファンはいないでしょ! 傑作!
bounce (C)金 雄大
タワーレコード(2008年09月号掲載 (P64))