2000年代を牽引するアイコン、歌とダンスで世界を魅了するポップ・エンターテイメントの帝王=アッシャーが、約2年ぶりに放つ第6弾アルバム。 ダウンロード販売のみで全米ヒップ・ホップ/R&BチャートNo.1となった「ペーパーズ」 他を収録。 (C)RS
JMD(2010/06/17)
歌とダンスで魅せるポップ・エンターテインメントの“世界基準”、アッシャーによる通算6枚目のオリジナル・アルバム。ショーン・ギャレット、さらにグッチ・メインの一連のヒットで名を上げたアトランタ出身のプロデューサー、ザイトーヴェンのふたりが手掛け、妻との離婚をリアルに描いたセンセーショナルな先行シングル「Papers」の全米における好リアクションを受けての緊急リリース。より挑戦的に、セクシーに、完全無欠のMr.エンターテインメントの新たな一章がはじまった。
発売・販売元 提供資料
ふたたびポップの頂点に返り咲いたアッシャーが、最新作「Reymond V Raymond」のデラックス・ヴァージョンを発表!新曲を中心にしたミニ・アルバム「Versus」が2枚組のDisc-2としてセットされ、ピットブル参加のダンサブルなエレクトロ・ダンサアー"DJ Got Us fallin' in Love"から、ジェイ・Zやジャスティン・ビーバーとコラボったナンバーまで、アップにスロウに大充実。なお、輸入盤のみ「Versus」の単品リリースもアリ。
bounce (C)池田貴洋
タワーレコード(vol.325(2010年9月25日発行号)掲載)
前作『Here I Stand』は結婚して父親になった喜びに満ち溢れていたのに、先行カット“Papers”では離婚届にサイン……と、またまたコンフェッションしてくれたアッシャーの新作。独身に返り咲いて吹っ切れた(のかは知らないが)彼の気迫は、ウィル・アイ・アム主導で新たな表情を見せる中毒度マックスの“OMG”からも容易に伝わるだろう。ポロウ・ダ・ドンらの続投組やジム・ジョンシンのような初顔合わせも交えた万全な体制のもと、さらに磨きのかかった男の色香を振り撒く。トレンドセッター的なアップとセンシュアルなミディアムを軸にした全体の統一感は、久々に参戦したジャム&ルイスの安定した仕事ぶりによるものでもありそうだ。何より、一瞬で一級とわからせる歌声の存在感に改めて惚れ直した。流石!
bounce (C)佐藤ともえ
タワーレコード(vol.320(2010年4月25日発行号)掲載)