映画『天使の恋』の劇中歌「Beautiful days」「Here I am」を含む、"LOVE PSYCHEDELICO"の5thオリジナル・アルバム。"ルーツ・ミュージック"や"ナチュラル"をテーマに、原点回帰といえるアコースティック・サウンドを体現。心地良くスタイリッシュな楽曲が満載です! (C)RS
JMD(2010/06/14)
2000年「LADY MADONNA~憂鬱なるスパイダー~」での衝撃のデビューから10年。全米デビューをも果たしたDELICOが“原点回帰”をテーマに作り上げたオリジナル5th.アルバム。DELICOサウンドの原点とも言えるアコースティックなサウンドを軸に、“ルーツ・ミュージック”“ナチュラル”をテーマに制作。タイトルに掲げた『ABBOT KINNY』とは、カリフォルニア・ヴェニスにあるストリート名で、ギャラリーやカフェが集中しているアーティスティックな場所。そこにはDELICO米国盤のレーベル“HACKTONE”があり、自身の米国デビューの出発地点という思いのある場所。2人は、ここで吸収した様々な感覚を全て本作の制作に出し切っている。これらの想いがアルバム・タイトル“ABBOT KINNY”には込められている。ゲスト・ミュージッシャンとして、King Of Percussion “LENNY CASTRO”(エリック・クラプトン、TOTO、スティービー・ワンダー、シェリル・クロウ他多数のレコーディング&サポートに参加)が参加!
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タワーレコード
〈四次元ポケット〉を持っているかの如く、カラリとしたアメリカン・フィーリングをサラリと出してみせる彼ら。この2年半ぶりとなるオリジナル・アルバムは、前作のリード曲“Freedom”のようなアッパー・タイプよりも、〈牧歌的〉とも言えそうな穏やかかつ掴みのあるナンバーが目立つ印象だ。CCR〈雨を見たかい?〉のカヴァーでゆるりと締め括るなんてのは、この人たちならではでしょう。
bounce (C)久保田泰平
タワーレコード(vol.317(2009年12月25日発行号)掲載)