奇抜なファッション・センスでもホットな話題を提供しているエレクトロ・ポップ・クイーン、レディー・ガガのセカンド・アルバム。大ヒットしたデビュー・アルバム『ザ・フェイム』に8曲の新曲を加えた本作で最優秀アルバムにノミネート。ダンス、ゴスなどの要素を混ぜ合わせた、前作以上に実験的要素の強い作品に。 (C)RS
JMD(2011/04/14)
『The Fame』は最初のUK盤から4種持ってるよ!と言いたくもなるけど、新作と2枚組でのリパッケージなら入手せざるを得ませんな。クラウス・ノミ風の裏ジャケ写真が示す通り、新録盤は東欧っぽい風情と死を主題にした印象か。レッドワンとのタッグはもちろん、テディ・ライリーやビヨンセとの曲も良いが、名前の由来を再認識させる壮大なクイーン調バラード“Speechless”(制作はロン・フェア!)が何より素晴らしい。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.316(2009年11月25日発行号)掲載)
エイコン主宰のコンライヴがコルビー・オドニスに続いて送り出すのは、PCDやNKOTBの新作に楽曲提供していたNY出身の女流シンガー・ソングライター(芸名の由来はクイーンの“Radio Ga-Ga”)。その鮮やかなブロンドヘアと80's趣味全開のヴィジュアル・イメージはさながら〈コンライヴ版グウェン・ステファニー〉といった感じだけれど、まさにグウェンの好敵手になり得る逸材、と太鼓判を押しておこう。すでにカナダとオーストラリアでNo.1を獲得した“Just Dance”を筆頭に、このファースト・アルバムにはレッドワンらの手によるプラスティックでグラマラスな甘酸系シンセ・ポップが盛りだくさん。ニューウェイヴ/ガール・ポップ・フリークはもちろん、ティン・ティンズが好きな人もチェックしてみて!
bounce (C)高橋 芳朗
タワーレコード(2008年12月号掲載 (P69))