元ガンズ・アンド・ローゼズのカリスマ・ギタリスト=スラッシュが、オジー・オズボーン×ファーギー×デイヴ・グロール×イギー・ポップに加え、日本からは稲葉浩志と、驚異のゲストを迎えて制作したソロ・アルバムを10年ぶりにリリース。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
途方も無いR&Rの真髄がここに…!オールスター陣をゲストに迎えた豪華アルバムが遂に完成!GN'Rサウンドの要であったスラッシュの、バラードあり、キャッチーでハードなR&Rナンバーあり、彼の人生全てがここに詰まったと言っても過言ではない待望の1枚。スラッシュにとって巨大なプロジェクトとなる今作には、プロデューシング・パートナーとしてエリック・バレンタイン(Queens of Stone Age, The All-American Rejects)、そしてリズム・セクションのベーシストはクリス・チェイニー(Jane's Addiction)、ドラムスはジョシュ・フリース(ex.Nine Inch Nails)というメンバーで固められている。ほとんどのアレンジと作曲をスラッシュは自ら行い、ゲスト出演アーティストも自分で選んだ。そして参加者たちはスラッシュと共に曲を仕上げていったのだ。オジー・オズボーン、ファーギー、クリス・コーネル、デイヴ・グロール/ダフ・マッケイガン、ザ・カルトのイアン・アストベリー、モーターヘッドのレミー、イギー・ポップ、キッド・ロック、アヴェンジド・セヴンフォールドのM.シャドウズ、マルーン5のアダム・レヴィーン、ウルフマザーのアンドリュー・ストックデイル、日本からは稲葉浩志など超豪華ゲストが集結!
ユニバーサル
発売・販売元 提供資料
お待たせしました、今月はスラッシュを教えたる!85年にアクセル・ローズらとガンズ・アンド・ローゼズを結成して以降の伝説については説明不要だろう。そんな彼がソロへと転身を図ったのは、ガンズのために作った楽曲をアクセルに全面拒否されたことがきっかけ。スラッシュズ・スネイクピットを結成して95年のデビュー作『It's Five O'clock Somewhere』でそのナンバーを発表したのだが、今度はアクセルから楽曲の無断使用で訴えられ、やがてガンズ脱退へ。その後、同じくガンズを抜けた盟友ダフ・マッケイガンらとヴェルヴェット・リヴォルヴァーを結成して成功を収めるも、2作目『Libertad』ツアー後に活動を停止、そしてこのたびのソロ・デビューへと至ったわけだ。で、その『Slash』の目玉はゲスト陣!昨年はリアーナと共演するなど人脈の広いスラッシュだけに、オジー・オズボーンにイギー・ポップ、アダム・レヴィーン(マルーン5)など豪華な顔ぶれが並ぶ。さらにデイヴ・グロール&ダフとはインスト曲も披露するなど、全編で彼のロック魂が炸裂しているぞ!また、ファーギーらと共演したガンズのカヴァー”Paradise City”はアルバムに未収録なので先行シングルも再チェックだ!この男を聴かずしてメタルをカタルべからず!!
bounce (C)山口コージー
タワーレコード(vol.319(2010年3月25日発行号)掲載)