ザ・ジャム×ザ・スタイル・カウンシルの中枢として、モッズ~ブラック・コンテンポラリー~ニュー・ウェイヴと常に時代の先端を走ってきたポール・ウェラーが、またも、新たな角度からロックの地平を押し広げるソロ10作目アルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/17)
2008年レーベルを移籍し、50歳の誕生日を迎えてのリリースとなった前作、UKアルバム・チャート1位に輝き、今尚フロントライン・アーティストであることを証明したアルバム『22ドリームス』から約2年、待望のソロ10作目は元ザ・ジャムのブルース・フォクストン、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケヴィン・シールズなど、注目のゲスト陣と共に制作したUKロックの伝統と革新性を極めた作品。プロデューサーは前作に引き続き、ヌーンデイ・アンダーグラウンドの中心人物にして、UKモッド・シーンの最重要人物、Simon Dine。“国民よ、目を覚ませ!” モッズの父から届いた、寝惚けた野郎どもに喝を入れてくれる熱いメッセージを聴け!
ユニバーサル
発売・販売元 提供資料
おおっ、アグレッシヴ!元ジャムのブルース・フォクストンと組み、ケヴィン・シールズらも招いたソロ通算10作目は、50歳を過ぎた男が作ったとは思えないほど挑発的だ。ほとんどがテンション高めのロック・チューンで、フォーキーな楽曲は皆無。エレクトロニクスも大胆に散りばめられ、全編でとにかく熱く怒っている。一時期の求道者路線よりも断然フリーキーでカッコイイ。ぜひ還暦までこの勢いで突っ走ってくれ!!
bounce (C)北爪啓之
タワーレコード(vol.320(2010年4月25日発行号)掲載)