ECMからNonesuchを経て、Savoy Jazzと契約したビル・フリーゼルの通算29作目となるソロ・アルバム。その類まれなるタッチ、トーン、ヴォイシングのテクニックにより、さまざまな音色を使い分けるフリーゼルの真骨頂とも言うべき作品。 (C)RS
JMD(2010/12/27)
マイルス・デイヴィスがトランペットを吹くように、ビル・フリゼールはギターを弾く。ECMからNonesuchを経て、Savoyと契約したビル・フリゼールの2010年ソロ・アルバム。その類まれなるタッチ、トーン、ヴォイシングのテクニックにより、さまざまな音色を使い分けるフリゼールの真骨頂とでも言うべき作品。スティーヴン・フォスター「Beautiful Dreamer」、ベニー・グッドマン「Benny's Bugle」、テディ・ランダッツォ「Goin' Out of My Head」などの、興味深いカヴァーはもちろん、オリジナル・チューンにおいても、その流麗なギター・ワークは必聴。単なるジャズ・ギター・プレイヤーというカテゴリーを超え、“アメリカ人の心象風景”を音楽で表現するビル・フリゼールによる本作は、2008年から活動を共にするエイヴィン・カン(viola) 、ルディ・ロイストン(ds)を招いてのトリオ編成でのレコーディング。
日本コロムビア
発売・販売元 提供資料(2010/11/17)
“彼ら2人とレコーディングするのは私の長年の望みでもあった。もう、彼らと知り合って数年が経つし、さまざまなシチュエーションで仕事をしてきた。いっしょに演奏をするときの結びつき、その力強さがアイディアの基本になっている。私たちは楽器を通じて関係しているのではなく、人間関係で繋がっているんだ。”
日本コロムビア (C)ビル・フリゼール
発売・販売元 提供資料(2010/11/17)