約4年ぶりに完成した通算4作目のアルバム。これまでの作品中で最もパーソナルで大切なものと自身が語る本作は、ヴォーカルに磨きをかけた、彼女の成長ぶりをそのまま反映した聴きごたえ満点の作品。初のセルフ・プロデュース楽曲にも注目。 (C)RS
JMD(2011/01/24)
洋楽史上でただひとり、デビューからアルバム3枚連続ミリオン・セールス達成の快挙!世界を揺るがす最強無敵のロック・プリンセス=アヴリル・ラヴィーン。120万を突破した大ヒット・アルバム『ベスト・ダム・シング』から約4年振りに放たれる、世界待望の通算4作目のアルバム『グッバイ・ララバイ』が遂にリリース!
発売・販売元 提供資料(2011/01/12)
結・離婚を経て4年ぶりに発表された新作はアヴリル史上もっともパーソナルな内容で、本人が全曲で曲作りに関わっているだけあり、そこにはたっぷり私情が注ぎ込まれている。ロッキンにハジケているのは先行シングル"What The Hell"くらいなもの。あとはアコギをメインにしたストリップダウン演奏が中心だ。特に後半には別離や喪失、傷心などを赤裸々に綴った楽曲が並んでいる。しかもプロデュースを別れた旦那のデリック・ウィブリー(サム41)にやらせちゃうとは流石! 再出発をするうえでも生み落とさなければならなかったリセット作であり、ある意味開き直りでもあり。マックス・マーティンやブッチ・ウォーカーらによる職人芸が華を添えるなか、彼女らしいメロ運びの上手さが光っている。
bounce (C)村上ひさし
タワーレコード(vol.329(2011年2月25日発行号)掲載)