ヒップホップでジャズを体現する唯一無二のピアニスト、ロバート・グラスパーの通算4枚目のアルバム。ヒップホップサイドの側面を持つ"ロバート・グラスパー・エクスペリメント"名義での初作品!ビラルやモスデフの音楽ディレクターや、Qティップやカニエ・ウエスト、エリカ・バドゥ、Jay-Z、コモン、マックスウェルなどのツアーサポートをしたりと、ヒップホップ/R&B界と深い繋がりを持つグラスパーが、彼と交流のあるヒップホップ/R&Bの豪華ゲストを迎えた渾身の1枚! (C)RS
JMD(2011/12/22)
ジャズとヒップホップを自在に体現し、音楽シーンに旋風を巻き起こしてきたピアニスト、ロバート・グラスパーのブルーノート通算4作目となるアルバム。本作は、ヒップホップ・サイドの側面を持つ“ロバート・グラスパー・エクスペリメント”名義での初作品!ビラルやモスデフの音楽ディレクターや、Qティップやカニエ・ウエスト、エリカ・バドゥ、Jay-Z,コモン、マックスウェルなどのツアー・サポートをしたりと、ヒップホップ/R&B界と深い繋がりを持つグラスパーが、彼と交流のあるヒップホップ/R&Bの豪華ゲストを迎えた渾身の1枚!オリジナル曲を中心に、エリカ・バドゥとはアフロ・キューバンなスタンダード「アフロ・ブルー」、レイラ・ハサウェイとはシャーデーの「チェリッシュ・ザ・デイ」、ビラルとはデヴィッド・ボウイの「ヘルミオーネへの手紙」、そしてケーシー・ベンジャミンのヴォコーダー・ヴォーカルでニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」をカヴァー!これまでのジャズ作品の枠には収まらないヒップホップ~R&B~ジャズとクロスオーヴァーする彼の真骨頂が詰め込まれている。その他に、ルーペ・フィアスコ、シャフィーク・フセイン(Sa-Ra Creative Partners)、レディシ、クリセット・ミッシェル、モスデフ、ミュージック・ソウルチャイルド、ミシェル・ンデゲオチェロ、ストークリー・ウィリアムズ(Mint Condition)等、豪華メンバーが参加。
発売・販売元 提供資料(2011/12/20)
R&B/ヒップホップと融和を図りながら伝統と革新を行き交うジャズ・ピアニストの新作は、2部構成だった前作の〈Experiment〉サイドを発展させたクァルテット形式での録音。しかも今回は、ビラル、レイラ・ハサウェイ、レディシ、ミュージック・ソウルチャイルド、モス・デフなど、スタジオ内外で交流を深めてきたネオ・ソウル勢やMCをほぼ全曲に迎え、アーバン・ゲットーのいまを切り取ったジャズを展開する。シャーデーやデヴィッド・ボウイ、ニルヴァーナの曲を取り上げるオルタナティヴな感性も彼ならではだが、エリカ・バドゥが歌うモンゴ・サンタマリア曲のリメイク“Afro Blue"など、メロウなローズと研ぎ澄まされたピアノの音色で表現されるブルーな情感が、とにかく素晴らしい。
bounce (C)林剛
タワーレコード(vol.341(2012年2月25日発行号)掲載)
ニコラス・ペイトンが発端となり議論を巻き起こしているBAM(Black American Music)騒動の最中、新たな話題となりそうなロバート・グラスパー・エクスペリメントの初名義アルバムがリリース! エリカ・バドゥ、モス・デフ、ミシェル・ンデゲオチェロなどなどブラック・ミュージックを代表するオールスター級の面々を集結させ、黒人音楽の新たなスタンダードを提示した快作が、ここに誕生! 歴史の分岐点となり得る一枚です!
intoxicate (C)合田育功
タワーレコード(vol.96(2012年02月20日発行号)掲載)