レディオヘッドのトム・ヨークを中心に、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーや、レディオヘッドやベックの作品のプロデューサーとして知られるナイジェル・ゴドリッチらによって結成されたバンド、アトムス・フォー・ピースのデビュー・アルバム。先行配信された「デフォルト」他を収録。 (C)RS
JMD(2013/02/20)
レディオヘッドのトム・ヨークを中心に、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーや、レディオヘッドやベックの作品のプロデューサーとして知られるナイジェル・ゴドリッチらによって結成された、スーパー・バンド、アトムス・フォー・ピースがデビュー・アルバムを日本先行リリース!21世紀UKで最もリスペクトを集めるバンドのフロントマンが、USで最も硬派なロック・バンドのベーシストと合体した、史上最強バンドが遂に始動!10年に全米ツアーをスタート、その後フジロック'10で見せた圧巻のライブで強烈な日本デビューを飾る。世界中の音楽ファンが正式音源のリリースを待ち望む中、突如配信が開始された「デフォルト」を収録した待望のスタジオ・アルバム!バンド名からも窺える強いメッセージ性を携えたアートワークはレディオヘッド関連作品を多く手掛ける巨匠スタンリー・ドンウッド! 「知らない人のために言っておくと、『ジ・イレイザー』をライヴで演奏するために、このバンドは結成された。一緒にやってみたら、凄くしっくり来ることに気付いて、そのエネルギーがこうやってこのアルバムになったという訳。」 - トム・ヨーク
発売・販売元 提供資料(2012/12/06)
レディオヘッドのトム・ヨークを中心に、ナイジェル・ゴッドリッチ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーら凄腕が勢揃いしたスーパー・バンドによるファースト・アルバムがついにお目見えした。もともとトムのソロ作『The Eraser』(2006年)をライヴで再現するために結成されたユニットだけあって、本作のサウンドもその延長線上にあるもの。そこにパーカッションが叩き出すアフリカンなグルーヴをプラスし、トム印の電子仕掛けな空間音響と交配させることで、『The Eraser』にはなかったしなやかな躍動感が生まれているのが印象的だ。遊泳するトムのヴォーカルからも、新たな音のカンヴァスを得たことに対する、静かなる興奮が伝わってくるようで微笑ましい。
bounce (C)佐藤一道
タワーレコード(vol.352(2013年2月25日発行号)掲載)