盛り上がりを見せるEDMシーンの中でもひと際目を引く存在、クルーウェラ。上位は男性アーティストに独占されているこのシーンの中で、2人の姉妹ジャハーンとヤスミンの無敵な存在感と、セクシーさとキュートさと熱量を備えたヴォーカルは、圧倒的にキャッチーだ。クルーウェラは2011年に姉妹であるジャハーンとヤスミン、そしてプロデューサーのレイン・マンによってシカゴで結成された。サウンドクラウドに曲を上げ始めるや否や、パワフルでありながらセクシーな2人の女性ヴォーカルと、エレクトロ、ポップ、ダブステップ、ロックなどの要素を独自にブレンドしたサウンドで話題となり、瞬く間にその名は広まった。2012年6月にリリースしたEP『Play Hard』からシングル「Alive」はビルボードのダンス・ラジオ・エアプレイ・チャートで1位に上り詰め、総合のTop40チャートでもアルバム・デビュー前にして15位に食い込み、USのEDM界では2012年夏の大ヒットアンセムに。パフォーマンスの上でも注目を集め、ウルトラ・ミュージック・フェスティバル(マイアミ)、エレクトリック・デイジー・カーニバル(ラス・ヴェガス)他、数々のビッグ・イベントに出演。結果的に2012年インターナショナル・ダンス・ミュージック・アワードにて"Best Breakthrough Artist"を受賞。2013年も出演したウルトラ・ミュージック・フェスティバルでは生ヴォーカルでのセットが大好評だった。
発売・販売元 提供資料(2013/08/21)
ハードウェルが“Alive”(の自身によるリミックス)をプレイしたことでスマッシュ・ヒットし、現在もっとも注目を集めているシカゴ出身のトリオ--ジャハーン&ヤスミンのヨーゼフ姉妹とトラックメイカーのクリス・レインマンから成るクルーウェラ。EDM系ユニットでヴォーカルがいる(しかも姉妹!)というありそうでなかった編成が彼らの武器で、ド派手なトラックにキャッチーでちょっぴり哀愁の漂う声が入ることによって曲のスケール感が飛躍的にアップするのだ。またクリスがキャッチーな曲を作ることに躊躇がない点も強みだろう。スクリレックスばりにハードで、ゼッドばりにキャッチー! 男性アーティストが多いシーンにあってこの姉妹のキュートでキャッチーでマッシヴな存在感は日に日に増すばかりだ!
bounce (C)島田賛
タワーレコード(vol.360(2013年10月25日発行号)掲載)
Play Hardに比べるとヴォーカルがメインになっている曲が多いです。
YasmineとJahanてこんなに歌上手かったんだ…と思ってしまいました。笑
早く日本に来てくれますように。