Pay money To my Painの約2年10カ月ぶり(2013年時)となる通算4枚目のアルバム。本作を制作中の2012年末にヴォーカルのKが急逝。そのKが最後に録音した楽曲で、映画『赤々煉恋』の主題歌「Rain」他を収録。ラウドロックの先導者として、そのgene(遺伝子)が後世に受け継がれていく作品。 (C)RS
JMD(2013/10/03)
日本のラウドロックシーンの礎を築いたPTP。不朽の名作と言われた3rdアルバム「Remember the name」から約2年10ヶ月ぶりとなる4thアルバム。2012年末にボーカルのKが急逝し、大きな衝撃が襲った。4thアルバムを制作している途中の出来事であった。「gene」は遺伝子の意味。作品が種となり遺伝子に組み込まれ命に宿り繰り返して残っていく。ラウドロックの先導者としてその遺伝子は多くのバンドに受け継がれている。Kの肉体は死すとも魂は死なず。彼らが残した全ての作品がgene(遺伝子)として伝播し続けていく。Kが最後に録音した曲「Rain」が映画「赤々煉恋」の主題歌に決定。(「1stアルバム収録の「Home」が挿入歌)自分の弱さと向かい合い、それを乗り越えようとする内省的な内容が映画のストーリーとマッチ。ドラマチックに映画を盛り立てます。 また、全編を彩る映画音楽をT$UYO$HIが担当。
VAP
発売・販売元 提供資料(2013/09/24)
冷静に判断するなら、より幅広い表現で聴かせるこの4作目は、P.T.Pの新たな展開を予感させる内容と言っていいだろう。だが、2012年末のK(ヴォーカル)の急逝という現実と改めて向き合わなければいけないのも確か。例えば、彼の声が響くエンディングの“Rain”を耳にしたとき、この曲が終わることなく続いてほしいとの思いがおのずと湧き上がってきた。ただ、そんな感情をポジティヴに転換させてくれるのが、Taka(ONE OK ROCK)が残された人々の内面を代弁するかの如く歌う“Voice”をはじめ、KYONO、JESSE、Masato(coldrain)、葉月(lynch.)ら Kの盟友たちが客演した5つの楽曲である。巧みさと崇高さが融合した、日本のヘヴィー・ミュージックのひとつの金字塔。そう称したくなる作品だ。
bounce (C)土屋京輔
タワーレコード(vol.361(2013年11月25日発行号)掲載)
ラストのRainはKさんが歌っているし、なんか自分にとって特別な曲すぎて定期的に聴いているのはもちろん命日付近には毎年必ず聴いてます...何年経っても聴き続けたい!!歌声は永遠だから...