NYを拠点に活動するジャズ・トランペッター、黒田卓也のブルーノート移籍作。ジャズをベースにヒップホップ/アフロビート/ゴスペル/ファンク/ラテン/ソウルと様々にクロスオーヴァーした、全編が盟友ホセ・ジェイムズのプロデュースによる入魂作。ロイ・エアーズ「エヴリバディ・ラヴズ・ザ・サンシャイン」では、ホセ・ジェイムズもヴォーカル参加。 (C)RS
JMD(2013/12/20)
ホセ・ジェイムズがプロデュースし、ヴォーカリストとしても参加!NYを拠点にホセ・ジェイムズのバンド・メンバーも務める気鋭の日本人トランペッター、黒田卓也の名門ブルーノート移籍作!日本人がUSのブルーノートと契約したことも大きな話題に!ジャズをベースにヒップホップ/アフロビート/ゴスペル/ファンク/ラテン/ソウルと様々にクロスオーヴァーした、全編が盟友ホセ・ジェイムズのプロデュースによる入魂作。ロイ・エアーズ“エヴリバディ・ラヴズ・ザ・サンシャイン”ではホセ・ジェイムズもヴォーカルで参加。またリオーネル・ルエケもギター・ソロで参加。
発売・販売元 提供資料(2013/12/13)
ブルー・ノートが契約した初の日本人アーティスト、黒田卓也。といっても、正直ピンとこなかったのだが……失礼しました。ブルックリンで10年に渡り活動、すでに3枚のソロ作を残し、ホセ・ジェイムズのバンドでも活躍するトランペッターである。そんな黒田の堂々たるメジャー・デビュー・アルバム。ヒップホップ/R&B感覚の強く出た、リフ/テーマ性を重視したクラブ・ジャズであり、曲によってはアフロ色も濃い印象。しかし丁々発止の演奏ぶりも、汗の匂いを感じさせないクールさを保っているのがいかにも心地良い。プロデュースしたホセ・ジェイムズが歌うロイ・エアーズのナンバー以外はすべてインストだが、R&B好きもロバート・グラスパー・エクスペリメントと並べて楽しめるはず。
bounce (C)小出斉
タワーレコード(vol.363(2014年1月25日発行号)掲載)