クラシック
CDアルバム
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マーラー: 交響曲第1番「巨人」; チャイコフスキー: 幻想序曲「ロメオとジュリエット」; ドヴォルザーク: スラヴ舞曲集<タワーレコード限定>

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フォーマット CDアルバム
発売日 2014年03月21日
国内/輸入 国内
レーベルTOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION +plus
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 PROC-1386
SKU 4988005813282

構成数 : 2枚
※モノラル録音
※初セット化
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット中にも一部採用)
※オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(192khz/24bit)音源をCDマスターに使用
※解説: 渡辺護氏、志鳥栄八郎氏、遠藤勝彦氏

【曲目】
<DISC1>
1.グスタフ・マーラー:交響曲 第1番 ニ長調《巨人》
2.ペーター・チャイコフスキー:幻想序曲《ロメオとジュリエット》

<DISC2>
3.アントニン・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 作品46
4.同:スラヴ舞曲集 作品72

【演奏】
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ラファエル・クーベリック(指揮)

【録音】
1954年6月27日(1)、1955年3月2-3日(2)、3月7, 10-11日(3,4,)
ウィーン、ムジークフェラインザール(モノラル録音)

【原盤】
DECCA

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

クーベリック最初の正規マーラー録音他を収録!'50年代のVPOの美音が蘇る!
クーベリックは、1952年にウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭でマーラーの交響曲第5番を指揮しています。今回の復刻盤は、その2年後に同じオーケストラとムジークヴェライン・ザールで英デッカによって行なわれた、クーベリック最初のマーラー録音。《巨人》は、クーベリックが指揮者を志す契機となった作品とも伝えられ、最初のマーラー録音にこの交響曲が選ばれたのは偶然ではないでしょう。この後クーベリックは1960年にマーラー・メダルを授与され、'60年代後半よりマーラーの交響曲全集録音に取り組むことになります。その少し前にほぼ全ての交響曲の録音を完了していたバーンスタインがユダヤ人としてマーラーの音楽にアプローチしたとすれば、クーベリックはボヘミア人としてマーラーにアプローチしたといえるでしょう。
この録音が行なわれた'54年は、クーベリックがシカゴ交響楽団の音楽監督を辞任し、コヴェント・ガーデン王立歌劇場の音楽監督に就任するちょうど狭間に当たります。様々な批判にさらされたシカゴ響との関係を清算し、ヨーロッパに活動拠点を戻そうとしていた時期にあたり、クーベリックの並々ならぬ意気込みを感じさせる録音が揃っています。とりわけ故国と距離的にも近いウィーンにおいての活動は、クーベリックの心を微妙に揺り動かしたに違いありません。
今回復刻します2枚の盤のうち、マーラーは前出のドヴォルザークのチェロ協奏曲の録音の翌日に録音したウィーン・フィルとの初録音のひとつであり、その後の彼のマーラー演奏の礎となった盤です。そしてスラヴ舞曲とチャイコフスキーのロメオとジュリエットは、モノラル最終期にあたる1955年3月に相次いで録音されたもの。初出時はこの2曲が2枚のLPに収められていました。スラヴ舞曲は後のDG盤が名盤として有名であるものの、それより前に録音されたこのウィーン・フィル盤も、艶やかな弦楽器や失われたかつての木管楽器の響きを残した素晴らしい演奏として、長く歴史に残る盤に違いありません。今回の復刻においては、マスター・テープから入念にCD化(ハイビット・ハイサンプリングでCDマスターを制作)を行いました。かつての失われた響きが驚くほど鮮明な音色で現代に蘇ります。
タワーレコード(2014/02/20)

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