テイラー・アイグスティ(p)、アンブローズ・アキンムシーレ(tp)、ラリー・グレナディア(b)、ティム・ルフェーヴル(b) 、エリック・ハーランド(dr)。泣く子も黙るこの現代最強プレイヤーを束ねるのは大注目の気鋭サックス奏者ジェニア・ストリガレフ!! (C)RS
JMD(2015/04/29)
聴く度に驚きと発見の連続!これほど刺激的なストレート・ジャズ作品にはなかなかお目に掛かれない!ロシア出身、ロンドンを拠点に活動する気鋭サックス奏者、ジェニア・ストリガレフ。これほどの男がなぜこれまで大きな話題にならなかったのか?!そう思わずにはいられない素晴らしき傑作!新世代ジャズ・シーンを象徴するピアニスト=テイラー・アイグスティ、〈BLUE NOTE〉の革新派トランペッター=アンブローズ・アキンムシーレ、ブラッド・メルドーの右腕=ラリー・グレナディア、クリス・ボッティ等のサポートもこなすトップ・ベーシスト=ティム・ルフェーヴル、さらにはブライアン・ブレイドやクリス・デイヴと並ぶ現代屈指のドラマー=エリック・ハーランド。そして、そんな彼らのスーパープレイをバックに最前面で存在感を発揮しまくる主役ジェニアの強烈なブロウ!超高速シーツ・オブ・サウンド状態の疾走曲から、メロディアスなスローまで表情豊かにこなしつつ、猛者たちとの交感を楽しむそのスキル、まったくもって只者ではない! 全プレイヤーの全プレイが聴きどころといえる必聴作!
発売・販売元 提供資料(2015/02/03)
スリリングなフレーズと自由なリズム感覚、21世紀版の 「Eric Dolphy=Booker Little」と言ったら言い過ぎだろうか。新マンハッタン派・ポスト‐ブラッド・メルドー世代の中でピカ一の光を放つAmbrose Akinmusire(tp)、Taylor Eigsti(p)とLarry Grenadier(b)Eric Harland(ds)の強力無比なリズムセクションが参加。ゼーニャ・ストリガレフは、サンクトペテルブルグ~ロンドン~ニューヨークと活動場所を変え演奏してきた、フリーな精神と稀に見るスピード感で聴くものを圧倒する"爆裂アルト"。ハーランドの縦乗りリズムとの相性もピッタリ、全曲で新しい感性を光らせる。さらにジャコ派のTim Lefebvre(e-b)参加でサウンドは厚く、リズム感が迫ってくる。
intoxicate (C)瀧口秀之
タワーレコード(vol.115(2015年4月10日発行号)掲載)