クラシック
SACDハイブリッド
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第1回定期演奏会(1961.9.6)ライヴ<タワーレコード限定>

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フォーマット SACDハイブリッド
発売日 2015年09月06日
国内/輸入 国内
レーベルFONTEC X TOWER RECORDS
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 TWFS-90003
SKU 4988065900038

構成数 : 1枚

【収録曲】
1. モーツァルト : 歌劇「フィガロの結婚」序曲
2. J.C.バッハ : シンフォニア ニ長調 Op.18-4
3. シューベルト : 劇音楽「ロザムンデ」より 間奏曲第3番、 バレエ音楽第2番
4. ベートーヴェン : 交響曲 第1番 ハ長調 Op. 21

【演奏】
札幌交響楽団
荒谷正雄(指揮)

【録音】
1961年9月6日 札幌市民会館 第1回定期演奏会ライヴ

  1. 1.[SACDハイブリッド]

※ 初発売。ステレオ録音
※ 2015年新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を別個にマスタリング→SACD層:DSD5.6MHz、CD層:DXD352.8kHz/32bit)
※ オリジナル・アナログマスターからの高品位(DSD5.6MHz、DXD352.8kHz/32bit)音源よりデジタル化
※ 解説:藤野竣介氏、前川公美夫氏(序文解説)、解説書合計8ページ

作品の情報

メイン
指揮: 荒谷正雄
管弦楽: 札幌交響楽団

商品の紹介

記念すべき第1回定期演奏会の記録。1961年にもかかわらず、ステレオ録音で残されていた伝説の演奏会の全貌

札響を創設した荒谷正雄指揮により、初めての定期演奏会が札幌市民会館で開かれたのが1961年9月6日。今から半世紀以上前の音にもかかわらず、鮮明な響きに驚きます。大切に保存されてきた音源が高品位でリマスターされ、貴重な記録が現代に蘇りました。記念すべき第1回定期演奏会の全曲がステレオ音源で収録されていました。尚、1曲目の「フィガロの結婚」序曲のみ、札響50年史の付録CDで聴くことが出来ましたが、それ以外の曲は今回が初リリースとなります。当時、東京以外の都市にあるオーケストラは大阪フィルなど4つほどしかなく、東京以北では初となるプロオケの誕生に札幌は湧いていました。待ち望んでいた気持ちは、当日の聴衆の雰囲気で伝わってきます。記念すべき1曲目の「フィガロの結婚」序曲での期待感、それを一身に背負った演奏者の息使いが聴こえてくるようです。シューベルトでの弦楽器の美しい調べは、思わずはっとするほどの出来。そしてメインであるベートーヴェンの交響曲第1番の雄弁さには驚くでしょう。確かに当時の技術は現代に遠く及んでいないにしても、奏者ひとりひとりの感興や気負いが伝わってくるかの生き生きとした音楽が、現代の我々にも強く伝わってきます。これが札響のスタートだったのです。特にこの曲の録音状態は良く、SACD化で細かな描写や楽器の音色が良く判ります。誕生に立ち会う喜びを、54年の時を経て、素晴らしいクオリティでぜひ堪能してください。尚、ベートーヴェンは同時発売である2年後の近衞秀麿指揮の演奏(TWFS90004)との聴き比べも面白いです。ここでもうひとつ重要なことは、札響をつくった指揮者、荒谷正雄です。1914年に札幌で生まれた荒谷は、東京でヴァイオリンをモギレフスキーに師事した後、1936年から45年にかけて、ウィーンやチューリヒ、ベルリンに留学。さらにはシゲティにも師事し、指揮もウィーンで学びました。素晴らしい経歴の中で荒谷が帰国後に選んだのが札幌でした。それが札響の創設に繋がり、現代にも通じています。まさに荒谷なしでは今の札響は無かった訳であり、その意味でもこの記念すべき第1回目の演奏会を聴くことができる喜びは、他に代えがたいものがあります。今シリーズの発売日は、54年前のこの第1回定期演奏会と同じ日付けである9月6日としました。札響アーカイブ・シリーズの最初を飾るに相応しい素晴らしい記録です。尚、経年変化や当時の収録方法により、一部の曲ではノイズやドロップアウト等により聴き苦しい点がございますことをご承知ください。今回の復刻では、札幌交響楽団が保有していたオリジナルのアナログマスターテープより、高品位で2種のデジタル化を行い(DSD5.6MHzとDXD(352.8kHz/32bit))、そのままのスペックでSACD層、CD層用として別々にマスタリングし、製品化を行いました。楽器の個々の音色や当時の会場の空気感までも伝える音質に驚くと共に、ここまで素晴らしい音が残っていたことに感謝したいと思います。尚、今回の札幌交響楽団アーカイブ・シリーズ第I期は、全5点を発売いたします。
タワーレコード(2015/07/30)

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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フィガロの音は芳しくなく(マイクの関係?)、少し期待はずれかなと思いきや、徐々に良くなっていき、ベートーヴェンはSACDらしい素晴さの一言。札響の最初としては上出来で、荒谷さんのタクトならではと思いました。
2024/05/15 Chiroさん
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札幌交響楽団が、札幌市民交響楽団として旗揚げした時の、最初の演奏会の記録。全体的に厳つく、まるで軍事教練のような気合の入れ方だ。物凄く練習を積んだ大学のオーケストラの演奏を聴いている感じ。今の札幌交響楽団と格段の差があるものの、その甘えのない真剣な音を「下手」の一言で切って捨てるのを躊躇わせる。札幌交響楽団は、ここから始まったのだ。
2016/09/12 原始霧さん
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