バンド解散後およそ3年の沈黙を破って、2017年のリリースされた1stソロアルバム。リアムを中心としたメンバーで作曲が行われており、誰が曲を書いても、リアムが歌えばリアムの曲になる、そんな証明をしてくれた1枚。作り込まれたトラックの上を歌い上げる(1)。リアム単独作曲のロックナンバー(3)。オアシスを彷彿させるメロディアスな(5)。リアムらしさ全開な1枚。
タワーレコード(2024/09/18)
1990年代に全世界を席巻した、ブリット・ポップ快進撃の文字通り"中心"であったモンスター・バンド、OASISのVocalist、リアム・ギャラガーが初のソロ・アルバムをリリース! (C)RS
JMD(2017/08/21)
兄貴とケンカ別れして以降もバンド形態にこだわってきたリアム・ギャラガー。ノエルのソロ・デビュー時に辛口ツイートをしていた彼が、まさかシンガー・ソングライターとして再出発するとは! でもまあ、先行シングルはオアシスの影をモロに引きずった出来で、良くも悪くもこの人は変わらないよな、と思っていたのだが……。もちろん、エレキを強調したそれっぽいロックンロールやビートルズ愛に満ちたサイケ・チューンなど、バンド時代の流れに沿った曲もサーヴィス程度にいくつか入っている。しかし本作の主役は、シンプル&オーセンティックなフォーク"Paper Crown"や、オーケストラルなアレンジが楽しいワルツ"When I'm In Need"をはじめ、柔らかな音色と優しい歌を聴かせるスロウ~ミディアムだ。抑揚を抑えたメロディーに大人の余裕が感じられ、こんなリアムと会えるなら歳を取るのも悪くない。8年前の涙も、3年前の〈またかよ!〉感もこれでチャラかな。
bounce (C)柴田かずえ
タワーレコード(vol.408(2017年10月25日発行号)掲載)
誰が曲を作って、誰が演奏しようと、リアムが歌えばリアムの曲になる、そんな1stソロアルバム。
曲によってはライブでキー下げたりするけど、それでも声の調子は前に比べればいいし。
本編はソロアーティストとしてプロデュースされてるから、バンド感がないけど、
日本盤のボートラはライブ音源だから、同じ曲でもバンド感あっていい!!
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