圧倒的なテクニックと繊細な音色で、アデル、ジャスティン・ビーバー、ディアンジェロなど有名アーティストのライブやレコーディングに多数参加し、ロバート・グラスパーとともにジャズ~R&B~ヒップホップをクロスオーバーする新世代ジャズ・シーンを切り拓いてきた立役者である現代最高峰のドラマー=クリス・デイヴの初フル・アルバムがついに登場!今作には、まさに彼の真骨頂である、ジャンルを超越した、まったく新しい世界観をもった楽曲が多数収録。ゲストには同シーンでもっとも注目を集めているアーティストの「アンダーソン・パーク」や「ビラル」など、気鋭のアーティストが多数参加している。 (C)RS
JMD(2017/12/09)
ロバート・グラスパーの初期エクスペリメントで懐の深いプレイを披露したかと思えば、ディアンジェロのライヴ・メンバーとして変幻自在のグルーヴを支えるなど、〈ブラック・ミュージック〉の可能性を切り拓き続ける現行シーン最重要ドラマー、クリス・デイヴの初リーダー作。参加アーティストはアンダーソン・パークを筆頭に総勢50名(!)というから注目度の高さも窺えるというもの。そんな〈ドラムヘッズ〉たちを統率する手綱捌き……もとい、スティック捌きが堪能できるナンバー"Dat Feelin'"、スラム・ヴィレッジのエルザイを迎えて真骨頂ともいえるコンシャスなドラミングで魅せる"Destiny N Stereo"などなど、ジャズ~ソウル~ヒップホップといった垣根を悠々と越えた2018年の最重要作品。
bounce (C)藤堂輝家
タワーレコード(vol.411(2018年1月25日発行号)掲載)