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| フォーマット | SACDハイブリッド |
| 発売日 | 2018年06月27日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | Exton |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | OVCL-00667 |
| SKU | 4526977006679 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:12:40
【曲目】
ハイドン
交響曲 第 7番 ハ長調 Hob.I:7 「昼」
交響曲 第58番 ヘ長調 Hob.I:58
交響曲 第19番 ニ長調 Hob.I:19
交響曲 第27番 ト長調 Hob. I:27
【演奏】
飯森範親(指揮)
日本センチュリー交響楽団
【録音】
2016年6月17日(第7番、第58番、第19番)、8月12日(第27番) いずみホール
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ハイドンの初期の交響曲が4曲入ったアルバムです。
チェンバロつきのモダン楽器のオーケストラによる演奏です。
交響曲 第7番「昼」
「朝、昼、晩」の3部作の中では最も充実した作品。
第2楽章にソロヴァイオリンのレチタティーヴォが加わるのが特徴。
ソロを演奏した3人(第1、第2ヴァイオリンとチェロ)が見事。
特筆すべきはメヌエットのトリオでのコントラバスのソロとそれに絡むチェンバロの優雅な響き!
交響曲 第58番
ヴィブラート無しのディヴェルティメント風の第1楽章の弦楽器の雅な音色がいい!
弦楽器のみの第2楽章、第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンがほとんどユニゾン。ところどころ離れるものの、リズムはまったく同じ。そしてそれがヴィオラとバスパートにも。つまり 弦楽器2声部の音楽。そこに注目!
「びっこのメヌエット」とハイドンが記したリズムの愉しい第3楽章。それに対して 旋律とリズムの消えたトリオの幽玄さとの対比が鮮やか。でも ちょっぴりおとなしく真面目すぎる感じも。
終楽章は旋律の1拍目に休符という緊張感みなぎる充実した音楽。
生き生きとした音楽の愉しさが伝わってくる素敵な演奏です。
交響曲 第19番
第1楽章の冒頭の4つの音が、ドミソドの上昇音型で始まる元気な曲。ヴァイオリンの掛け合いが鮮やか。
弦楽器だけのニ短調のメランコリックな第2楽章。雲がかかったような寒々とした雰囲気が素敵です。
交響曲第27番
これぞ古典派、ドミソドで開始という音楽は 聴いていてとても気持ちがいい。ただ4/4拍子なのに まるで2/2拍子のような速いテンポの演奏。反復後にヴァイオリンが装飾を加えていくアグレッシヴな姿勢にブラボー。とてもワクワクしちゃいました。
シチリアーノの弦楽のみのとても美しい第2楽章。反復前後のチェンバロのストップの扱いが絶妙。ヴァイオリンに装飾を…とも期待したものの、合奏だったので、それはありませんでした。残念。
知名度の低い曲が3つ並びましたが、結果的にその3曲が ともに作品の良さを引き出した素敵な演奏になっています。ハイドンの後期の交響曲しか知らない方に 是非とも聴いていただきたいCDです。