| フォーマット | SACDハイブリッド |
| 発売日 | 2018年11月21日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | Exton |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | OVCL-00679 |
| SKU | 4526977006792 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:21:03
【曲目】
ハイドン:
交響曲 第50番 ハ長調 Hob.I:50
交響曲 第70番 ニ長調 Hob.I:70
交響曲 第2番 ハ長調 Hob.I:2
交響曲 第9番 ハ長調 Hob.I:9
交響曲 第88番 ト長調 Hob.I:88 「V字」
【演奏】
飯森範親(指揮)
日本センチュリー交響楽団
【録音】
2016年8月12日(第9番、第70番)、12月9日(第2番、第50番、第88番)
いずみホール にてライヴ収録
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今回は 初期 中期が2曲ずつと 後期の傑作が並ぶ豪華盤!
すべての曲に チェンバロが加わっています。
交響曲 第50番
ディヴェルティメント風の第2楽章のチェロの16分音符の動きはソロをイメージですが、ソロではなく合奏だったのが残念。
第3楽章は、大きくテンポを落としてのトリオの主題を4回繰り返す場面で出てきた音が同じ。
快速で走り去る第4楽章。41,42小節でのヴァイオリンの2分音符に記されたターンの記号は 今回 無し。もうちょっと突っ込んで欲しかったかも。
交響曲第70番
第1楽章のスピードは速すぎ。力強い 堂々たる音楽が聴けました。この楽章では 反復後、再現部のあたまでティンパニに装飾を轟かせたのに驚きました。
快活なメヌエットもスピード違反!そのためコーダの管楽器のファンファーレの効果が薄れたような感じが残念。
緻密な音楽の結晶の第4楽章。主題の後半の2分音符のところをテンポを倍に伸ばした ユニークな解釈は、なかなか。この解釈は最後の最後、ユニークな締めにしっかりと生きました。
交響曲 第2番
元気いっぱいの第1楽章は第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンの掛け合いが明瞭。
第2楽章は 弦のみ。2つのヴァイオリンはユニゾン、ヴィオラとチェロ・バスもユニゾン。つまり弦2部という簡単な音楽。ヴァイオリンが左右に広がり、とても明るい音楽が作られています。
特長は少なかったものの、完成度の高い この作品の名演のひとつ!
交響曲第9番
フルート協奏曲用の楽章?と思わせるフルートのソロが絶品の第2楽章。優しい温かな音楽に包まれます。
第3楽章はメヌエットで、トリオのオーボエとホルンとの狩りの音楽は 野性的で魅力いっぱい。ここでは反復のあと、オーボエが粋な装飾。また メヌエットの後半、反復のあとに ヴァイオリンパートで装飾を加える場面があり、ビックリ!
交響曲 第88番「V字」
冒頭の音から 山形響のモーツァルトの様な響き!
文句なしの素晴らしい演奏。ホルンやトランペットは古楽器を想起させる、荒々しく そして 艶のあるハイドンが聴けました。
宗教的な美しさを感じられる第2楽章にチェンバロを加えることで コントラストがより濃厚になり、華やかな音色が加わりました。
後半3曲がこれらの作品のベストに並ぶ名演です