2018年、NHKワールドカップテーマ曲「VOLT-AGE」で年末の紅白で世間を沸かせ、9月8日に横浜スタジアムワンマンライブも決定したSuchmos。今もなお、ロングセールス中でビックヒットとなった2nd Full Album『THE KIDS』から2年振りとなる待望の3rd Full Albumリリース決定!今作は、制作に1年以上を要し、先に発表されている「WATER」(J-WAVE 30th Anniversary Song)をはじめとする、全12曲すべてが新曲という、大胆不敵に進化を遂げた意欲作となっている。<変わらずにいるために、変わりつづける。>彼らの現在地を体現した1枚である。 (C)RS
JMD(2019/02/28)
2018年、NHKワールドカップテーマ曲"VOLT-AGE"で年末の紅白で世間を沸かせたSuchmos。今もなお、ロングセールス中でビックヒットとなったセカンドフルアルバム『THE KIDS』から2年ぶりとなる待望のサードフルアルバム。
本作は、制作に1年以上を要し、先に発表されている"WATER"(J-WAVE 30th Anniversary Song)をはじめとする、全12曲すべてが新曲という、大胆不敵に進化を遂げた意欲作となっている。「変わらずにいるために、変わりつづける。」彼らの現在地を体現した1枚である。
発売・販売元 提供資料(2019/02/27)
先行で公開されていた"WATER""In The Zoo"による予告通り、ブルースを基調とするサイケデリック・ジャムがアルバムを通じて展開される74分の大作が完成。より自由度を増したYONCEのヴォーカルと、ステレオを飛び交うTAIKINGの強烈なワウ・ギターが印象的な10分超えの"Indigo Blues"がその象徴となっている。過去の先達になぞらえれば、ピンク・フロイドや一時期のビートルズ~オアシスといった名前が浮かぶが、もちろん懐古趣味というわけではなく、ここには本来の意味における〈プログレッシヴ〉な姿勢が窺える。そして、その背景にあるのは〈サクセスストーリー? 笑わせんな 一分一秒が快進撃さ〉という、デビュー当時から変わることのないカウンター精神とハングリー精神。痛快の一言。
bounce (C)金子厚武
タワーレコード(vol.425(2019年3月25日発行号)掲載)