新たな時代の到来を予感させる大型新人!今、最もミステリアスで刺激的なバンド ブラック・ミディが放つデビュー作!!
ロンドンを拠点に活動する今最も刺激的かつ謎多きバンド、ブラック・ミディが、〈ROUGH TRADE〉からデビュー・アルバムをリリース。
ジョーディ・グリープ(vo/g)、キャメロン・ピクトン(b/vo)、マット・ケルヴィン(g)、モーガン・シンプソン(ds)の4人で構成される彼らは、メディア露出も殆どなくその多くが謎に包まれるなか、常に変化するセットリストや圧倒的な演奏技術とオリジナリティー溢れる楽曲でゲリラライブを精力的に行い、ロンドンでは噂が噂を呼んで一連のライブが即完売するなど、結成から僅か1年というスピードで、『UKアンダーグラウンド・ミュージック・シーンで今最もアツいバンド』という評判を早々に確立している。
最近では、米SXSWや北米各地でライブを行い、SXSWでは最も目立ったアクトとしてその名が挙がったほか、初のNYでの2公演も完売させた。米音楽メディアPitchforkは"不気味なほど正確でストイック"と評し絶賛している。ブラック・ミディの楽曲は、ポストパンクでありながら、時にサイケデリック、ノイズ、プログレ、インディー、ブルースとジャンルの垣根を問わず縦横無尽に繰り広げられ、どのカテゴリーでも言い表せない全く新しいものであり、ロックの未来を提示する衝撃作がここに完成した。
発売・販売元 提供資料(2019/05/16)
世界的なロック低迷の流れにもかかわらず、英国からは頭一つ抜けた才能がたびたび現れる。アデルやエイミー・ワインハウスなどを輩出した名門校出身のこの4人組は、確かな演奏技術を元にポスト・パンクからマス・ロック、プログレ、ファンク、サイケまでも横断する音楽性で急速に注目を集める逸材だ。名匠ダン・キャリーも参加したこの初作は、例えるならまるでシェラックとデッド・ケネディーズとバトルスがジャムっているかのよう。爆発的かつカオティックな展開を見せたかと思えば急にメロウになったりと、とにかくスリリングで予測不能。ソリッドな音像でこちらの虚を突くような、確信犯的な側面も感じさせる。今日におけるロックが持つ強みをギュッと濃縮したかのような快作だ。
bounce (C)保坂隆純
タワーレコード(vol.428(2019年6月25日発行号)掲載)