『ブルータル・ジャスティス』(2018年 カナダ・イギリス・アメリカ合作 / 監督・脚本・音楽 S・クレイグ・ザラー / 出演 メル・ギブソン、ヴィンス・ヴォーン)のサウンドトラック盤。
タワーレコード(2020/10/19)
ファンの心を騒がせる映画を作る鬼才として注目されていた、S・クレイグ・ザラー監督。基本的に、アクション、サスペンス・ジャンルで活躍する監督だが、今回は、容赦しない汚れ捜査官としてメル・ギブソンとヴィンス・ヴォーンを迎えた、ハードアクション作としてみせる。
やりすぎ捜査でバッジを外すことになった、ふたりの男。彼らは、これから行われる<稼げる事件>を追う。そんな中、とんでもない凶悪事件に巻き込まれることになる。登場人物たちの心理描写を丁寧に描き、人間ドラマとしても見せる本作。彼らが行動するクルマのラジオから流れる音源などを中心に、趣味のいいソウル・サウンドが流れるな、と思いきや、これが、既成曲から趣味のいい選曲、なのではなく、すべて監督S・クレイグ・ザラー自身によるナンバーで、なんと大御所オージェイズに歌ってもらう、という凝り性ぶりで、映画ファンの度肝を抜くこととなっている。まさしく、架空のソウル名盤的に楽しみたい異色サントラ!
発売・販売元 提供資料(2020/10/19)
タランティーノ越えのサントラ傑作「ブルータル・ジャスティス」!
カルト人気の高いS・クレイグ・ザラー監督がメル・ギブソンと放つ刑事もの。ドン・シーゲル、サム・ペキンパー監督作品が引き合いにだされる70年代の男臭いアクション映画系譜の新たな傑作として通の間で熱狂が高まっている作品。そのサントラである全編に渡る70'sブラックス・プロイテーション映画風のソウルミュージックをなんと監督自身が担当!そして監督自作曲をオージェイズほかホンモノに歌わせる暴挙!まさにタランティーノを越えるクレージーな70'sオマージュに脱帽な傑作。
(C)新宿店:村越 辰哉
タワーレコード(2020/10/16)