〈まとめてオフ〉クラシック・タワーレコード企画盤692タイトル 2点で15%オフ1枚で10%オフ、2枚まとめて15%オフ 期間:2025年11月14日(金)12:00~12月31日(水)23:59まで
〈まとめてオフ〉クラシック・タワーレコード企画盤692タイトル(2点で15%オフ)1枚で10%オフ、2枚まとめて15%オフ /【開催期間】2025年11月14日(金)12:00 ~ 12月31日(水)23:59まで / ※まとめてオフ適用の際はクーポンはご利用いただけません。
クラシック
SACDハイブリッド
  • 〈タワーレコード限定商品〉このアイテムが手に入るのはタワレコだけ!

ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲、三重協奏曲、ブラームス: 二重協奏曲、モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲第4番<タワーレコード限定>

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フォーマット SACDハイブリッド
発売日 2019年07月10日
国内/輸入 国内
レーベルTOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE SA-CD COLLECTION
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 PROC-2221
SKU 4988031339640

構成数 : 2枚

【曲目】
<DISC1>
1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
2. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
<DISC2>
3. ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲 ハ長調 作品56
4. ヨハネス・ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102

【演奏】
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)、
ゲザ・アンダ(ピアノ)(3)、
ピエール・フルニエ(3)、
ヤーノシュ・シュタルケル(4)(チェロ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1,2)、
ベルリン放送交響楽団 (3,4)
オイゲン・ヨッフム(指揮) (1)、
ハンス=シュミット・イッセルシュテット(指揮) (2)、
フェレンツ・フリッチャイ (3,4)

【録音】
1960年5月(3)、12月 (2)、1961年6月(4)、1962年5月 (1) ベルリン、イエス・キリスト教会

【原盤】
Deutsche Grammophon

【Remaster】
DSD Remastered by Emil Berliner Studios, 6/ 2019 2019年に本国のオリジナル・アナログ・
マスターテープより最新リマスタリング

【Original Recordings】
Recording Producers: Wolfgang Lohse (1), Hans Weber (2,4), Otto Gerdes (3,4)
Balance Engineers: Gunter Hermanns (1,3,4), Gerhard Henjes (2), Werner Wolf (3)
Editors: Guenther Dieckmann (1), Helmut Elbl (2), Rolf Peter Schroeder (3,4)

【First LP Release】
138 999 (1), 138 678 (2), 136 236 (3), 138 753 (4)

  1. 1.[SACDハイブリッド]
  2. 2.[SACDハイブリッド]

※限定盤。世界初SA-CD化。SA-CDハイブリッド盤
※2019年最新マスタリング音源使用(独Emil Berliner Studiosにて本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル変換したWAVデータをマスタリングしSA-CD層用にDSD変換。アナログ・マスターテープはその経年劣化と保存状態に応じて、可能な範囲で入念な修復作業を行った後に変換作業を実施)
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレットに他のジャケットも一部掲載)。 通常ジュエルパッケージ仕様。 盤印刷面:緑色仕様
※解説:板倉重雄(新規序文解説)、福本健氏、柴田克彦氏、解説書合計12ページ

作品の情報

商品の紹介

名盤の誉れ高いシュナイダーハンによる1962年録音のベートーヴェンを含む全4曲の協奏曲を世界初SA-CD化。DGによる優秀録音。決定盤!オリジナル・アナログ・マスターテープから本国で新規マスタリング

ヴォルフガング・シュナイダーハン(1915年5月28日~2002年5月18日)は、戦中、戦後の混乱期にウィーン・フィルのコンサートマスターを務め、1949年からはソリストに転身して国際的に活躍したウィーンを代表する名ヴァイオリニストです。ヴィヴァルディからヘンツェまで、幅広いレパートリーの中で最も得意としたのがモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスというウィーンで活躍した作曲家たちの作品でした。このステレオ初期のベルリンでの録音集には、まさに彼のレパートリーの中核をなす作品群が収められていいます。

中でもベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は名盤の誉れが高いものです。彼はこの作品をベルリン・フィルと4度も録音しています。
(1)フルトヴェングラー指揮 1953年5月18日 ベルリン、ティタニア・パラスト(ライヴ)PROC-1651
(2)ケンペン指揮 1953年5月17~21日 ベルリン、イエス・キリスト教会 PROC-1708
(3)ヨッフム指揮 1959年4月29~30日 ベルリン、イエス・キリスト教会 PROC-1444
(4)ヨッフム指揮 1962年5月17日 ベルリン、イエス・キリスト教会 当SACD収録

(1)(2)で師匠筋にあたるヨアヒム作のカデンツァを使用したのに対し、(3)(4)ではベートーヴェンがピアノ協奏曲に編曲したときに付けたピアノ用カデンツァを、シュナイダーハン自らヴァイオリンに編曲して用いています。彼は「ベートーヴェンの意図は、他の点でそうであるように、カデンツァの問題においても優先権を与えられるべきです」と語っており、ピアノ的なパッセージをヴァイオリン的な技巧に適合させるために試行錯誤を続けました。過渡的な(3)に対し、(4)のカデンツァは完成形となっており、両者を聴き比べると、シュナイダーハンの推敲の跡を追うことができます。演奏は、ヨッフムともども古典的な形式感を保ちながら、ヴィブラートを抑制した清廉な音色、瑞々しい旋律の歌、歯切れの良いリズムで、ベートーヴェンのスコアを気品高く、雄大に再現させています。DGによる録音も清々しい空気感までも感じさせるもので、第1楽章導入部でベルリン・フィルが充実したピラミッド状の音像で-しかし威圧的にならない響きで-現れる部分から、多くの方が惹きつけられることでしょう。
(1/2)
タワーレコード(2019/06/12)

モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番も、整った形式の中に豊かな音楽的内容を封じ込めた、という趣きの演奏です。ここでの使用カデンツァはシュナイダーハンの自作で、彼はロスバウトとの旧盤、自身の弾き振りでの再録音盤でも同じカデンツァを用いています。

ベートーヴェンの三重協奏曲とブラームスの二重協奏曲は、最晩年となり巨匠性を増していたフリッチャイの悠然たる棒に乗った演奏で、シュナイダーハンの表情もいつになく大きなものとなっています。加えて共演チェロ奏者への反応も敏感で、ベートーヴェンではフルニエの甘美な節回しに併せて彼のソロもいっそう艶やかに歌い、ブラームスではシュタルケルの野趣に満ちた剛毅なソロとともに激しく高揚してゆきます。

録音も優秀で、特にヨッフムとのベートーヴェンはこの時期のDGでは別格の素晴らしさです。ソロとオケの質感、特にバランスとレンジの広さは抜群で、SA-CD化に相応しい音源と言えます。尚、今回の復刻では本国オリジナルのアナログ・マスターテープに遡り、高音質のデジタル化を行いました。今回に限らず最上位のフラットマスターを使用したため、非常に優秀なプレゼンスを得ることができています。質感や各定位が驚くほど明瞭・明確になり、DSD化の恩恵も加わったこれまでにない優秀な音質を再現。この盤では制作するにあたり、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上で高品位(192/24)でのデジタル化(PCM)を行い、ベルリンのエミール・ベルリナー・スタジオで、レーベル専任エンジニアがこのシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、新規の序文解説を掲載しました。今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第18弾は、計3タイトルを発売いたします。
(2/2)
タワーレコード(2019/06/12)

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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初めて聞いた時はクラシック初心者でしたが、最初のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲には衝撃を受けました。
特に第三楽章のラスト、シュナイダーハンとベルリン・フィルの掛け合い、クライマックスが聴きどころであります。
disc 2のチェロについても2人ともやはり名手なので、こちらもまた感じは異なりますが良いです。
2025/11/09 TsuyoCさん
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CDに書いたものを再録します。
この演奏の最大の聴きどころは、そのカデンツアだ!作曲者自身が、この曲をピアノ用に編曲した版のカデンツアを、シュナイダーハン自身が、ヴァイオリン用に編曲して演奏している。最近、テツラフらが演奏しているが、60年前にこの斬新なアイデアと演奏をしていたシュナイダーハンは、決してウイーンの伝統によりかかった保守的な奏者では無かった。必聴盤です。
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