結成40周年!インコグニートの3年ぶり新作はテイク6、フィル・ペリーといった新たなゲスト陣を招き、いつの間にか万人の身体を揺らしてしまう鉄壁のグルーヴに極上のヴェルヴェット・ヴォイスをフィーチャー!
結成40周年記念作ということもあってか、日本で高い人気を誇るアカペラ・グループのテイク6、90年代初頭にソロで大成功を収めた実力派男性ソウル・シンガーのフィル・ペリーといった「初登場」の豪華ゲスト陣が目を引く。キャリア/年齢層が上手くミックスされ脂の乗ったバック陣が、ソウルとジャズのブレンド具合が絶妙な熟成「オトナ」サウンドを軸に、若いリスナーをも引き込むような「同時代性」「アップリフティングさ」も兼ね備える。ヴォーカル陣もゲストに負けじと5人を擁し、しかもロベルタ・ジェンティーレのようなヤング・タレントを抜擢し更なるレヴェル・アップを促す。
発売・販売元 提供資料(2019/09/27)
結成40周年! インコグニートの3年ぶり新作はテイク6、フィル・ペリーといった新たなゲスト陣を招き、いつの間にか万人の身体を揺らしてしまう鉄壁のグルーヴに極上のヴェルヴェット・ヴォイスをフィーチャー! (C)RS
JMD(2019/09/19)
3年ぶりのアルバムは結成40周年という節目の一作ながら、マイペースに美しいグルーヴを追求する姿勢に特段のアニヴァーサリー感はなし。レジェンド枠としてはテイク6を"The Weather Report"に招聘したほか、フィル・ペリーもメイザを相手に円熟味を見せる。一方で若手のチェリVやロベルタ・ジェンティーレに見せ場を与えて新たな血を導入するなど、進化/深化のバランスの良さもブルーイらしいところだ。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.432(2019年10月25日発行号)掲載)
UK発、ジャジーなサウンド、ダンサブルなビートで多くの音楽ファンを踊り狂わせてきた人気バンド、インコグニートが1979年にロンドンで産声をあげてからなんと2019年は結成40周年。本作は3年ぶりとなった最新盤で、多数のゲスト・ヴォーカリストをフィーチャーしたアニバーサリーにふさわしい完成度。メイザ・リーク、マリオ・ビオンディといった面々の他、80年代にフュージョン系GRPレーベル関連の常連ヴォーカリストだったフィル・ペリー、そして同時代にアーバンなコーラスワークで一世風靡したアカペラ・グループ、TAKE6が参加。抜群のグルーヴで、さらなる未来に向けて疾走する。
intoxicate (C)馬場雅之
タワーレコード(vol.142(2019年10月10日発行号)掲載)