2019年 心のベストテン第1位!!
2006年『Ecology of Everyday Life 毎日の環境学』以来13年振り、ボーカル入りオリジナルアルバムとしては2002年の『Eclectic』以来17年振りとなる小沢健二の新作!冒頭「彗星」からラストの「薫る(労働と学業)」まで誰もが待ち望んでいた…いやそれ以上に完璧なポップアルバム!!鳴り響くホーンやハンドクラップにウキウキは止まず、ひとつひとつの言葉・メロディーに涙腺ゆるみぱなし。あの『LIFE』から25年、いまこのアルバムに出会えたことが奇跡!!
(C)浦和店:横山 大
タワーレコード(2020/01/24)
2017年に19年ぶりのシングル『流動体について』を突如リリース。オリコン・ウィークリーチャート2位という過去最高位を記録して、華麗に日本の音楽界に舞い戻った小沢健二。1990年代を代表する名盤『LIFE』をはじめ、数多くのヒット曲を輩出。音楽的クオリティの高さ、強靭さは多くのフォロワーを生み、“強い気持ち・強い愛”や“ラブリー”、“ぼくらが旅に出る理由”など、最近も映画やCMで使用され、いまだ根強い人気を誇るオザケンが放つ、ヴォーカル入りのアルバムとしては『Eclectic』(2002年)以来、実に17年ぶりとなるオリジナルアルバム!
発売・販売元 提供資料(2019/10/11)
2017年に19年ぶりのシングル「流動体について」を突如リリース。オリコン・ウィークリーチャート2位という過去最高位を記録して、華麗に日本の音楽界に舞い戻った小沢健二。90年代を代表する名盤『LIFE』をはじめ、数多くのヒット曲を輩出。音楽的クオリティの高さ、強靭さは多くのフォロワーを生み、「強い気持ち・強い愛」や「ラブリー」、「ぼくらが旅に出る理由」等、最近も映画やCMで使用されるなど、いまだ根強い人気を誇るオザケンが放つ、ボーカル入りのアルバムとしては『Eclectic』(2002年)以来、実に17年ぶりとなるオリジナル・アルバム! (C)RS
JMD(2019/10/11)
実に17年ぶりのヴォーカル・アルバム。先んじて発表された"流動体について"や"彗星"に顕著だった(当人が言うところの)〈ファンク交響楽的サウンド〉が全編で脈動しており、『LIFE』とその後のシングル群とも近い質感のポップ・アルバムに仕上がっている。だが、リズムや譜割りが複雑化し、時に直接的でポップス然としない言葉が飛び交い、その言葉を届けんともがくように歌唱される様は、かつてのラブリーな装いとは次元の異なる表現にも思えるし、彼の音楽特有の異形さがかつてないほどわかりやすく表面化した作品とも言えるだろう。この美しくいびつな語り口でしか、小沢健二にしかできないやり方で2020年の日本と日々の暮らしを照射し、祝福してみせていることに胸を揺さぶられる。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.433(2019年11月25日発行号)掲載)